• このエントリーをはてなブックマークに追加
PBR0.6倍割れ企業経営者へのアンケート調査
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

PBR0.6倍割れ企業経営者へのアンケート調査

2019-07-23 18:20
    s_1137473491-8965.jpg



     米中貿易摩擦に続く、日韓の軋轢が日本株の上値を重くしています。ここは耐える局面ですが、投資家としては不安感がある中ではなかなか積極的に腰を据えた投資ができないものと思われます。

     市場内ではいくつかの足の軽い銘柄が物色気運を高めてはいますが、局所的な現象です。それでも全面安にはいかずに個別銘柄を物色しようというエネルギーが残っているだけでも救いです。


     ネガティブな意見に耳を傾けてばかりでは前には進めませんね。何かの拠り所を見出すためにも情報収集は不可欠です。

     いつまで右肩下がりの傾向が続くのか?投資家は止めどなく続く株価下落のトレンドをただ眺めていくだけでは能がありません。投資がリスクオフした結果の株価下落を大きく反転させてくれる材料を見出すことにここでは専念したいと考えます。


     長期値下がり傾向が見られPBRが0.6倍切っている建設セクターの2つの企業経営者に億の近道より以下のようなアンケート調査をしてみたいと思います。


    1.創業433年の超老舗建設会社、松井建設(1810)の松井社長へ

     御社は1586年に創業され寺社仏閣の建築では日本有数の建築技術をお持ちになっているかと思います。投資家は単純に利益がどうだということだけではなく御社の技術力への評価があるものと思われます。
     それに加えて御社の業績は向上し2017年3月期には64億円近い経常利益を上げておられ、オリンピック開催に向けた民間建築需要も取り込んでの業績向上への評価も高まったものと見られます。
     しかしながらこのところの御社の株価は2016年7月の高値1345円以来、約3年にわたり低迷し6月26日には602円という安値をつけました。この株価水準は時価総額184億円という水準です。直近になって多少戻ってきつつありますが、そこで以下のアンケート調査にお答え下さい。

    1)建設業界の未来は暗いとお考えでしょうか。
     A:暗い B:明るい C:分からない D:どちらとも言えない

    2)東京オリンピック需要がピークを打った後の業績は大きく低下するとお考えですか?それともそうはならないとお考えですか?
     A:大きく低下する B:高水準を維持する C:更に一段と伸びる D:分からない

    3)2)の質問で高水準を維持する、ないし更に一段と伸びるとされた理由は何でしょうか。(複数回答OK)
     A:都心の大型プロジェクトが継続する。
     B:2025年の大阪万博の需要が高まる
     C:日本経済の不況突入で人手不足が解消し人件費、労務費の低下、資材高の落ち着きで収益性が向上する
     D:AI、ロボット化の進展で人手に頼らず効率化が実現
     E:東京オリンピックで様子見だった地方でのプロジェクトが始まる。
     F:社会資本老朽化への対応ニーズが高まり受注が拡大する
     G:MMT理論をバックに積極財政が打ち出され学校や福祉施設などの建設需要が拡大する

    4)御社の株価は先週末現在、661円ですが、これはPER6.7倍、PBR0.53倍、配当利回り3.78%です。時価総額は202億円と支払いのために保有されている期末現預金(196億円)と短期有価証券(50億円)の合計246億円を大きく下回っています。しかも投資有価証券103億円も保有されている一方で無借金となっています。
      この株価水準をどのようにお考えでしょうか?
     A:どう考えても安過ぎる B:まあ、安い C:妥当 D:高い

    5)現在の配当性向25%をどうお考えでしょうか。
     A:低い B:妥当 C:高い

    6)敵対的買収防衛策を継続させながら上場を続ける意味はあるでしょうか。
     A:ある B:ない C:どちらとも言えない

    7)株主数(前期末単元株主数2874名)について今後増やしていきたいとお考えですか。
     A:増やしていきたい B:現状のまま自然体でよい

    8)個人株主づくりのために優待制度の導入はお考えですか。
     A:考えたい B:まったく考えていない C:増配で応えたい



    2.来年に設立50周年を迎える建設基礎工事業界の雄、テノックス(1905)の佐藤社長へ

     御社はテノコラム工法に代表される独自開発の基礎工事技術をベースに公共工事から民間建築向けの基礎工事までをビジネス領域として着実な発展を続けてこられました。いよいよ来年は東京オリンピックの開催とともに御社の設立50周年という節目の年にあたります。投資家、株主の皆さんはここからの新たな発展を大いに期待しているものと見られます。
     すでに中期計画では2021年3月期の経常利益を15億円として投資家にアピールされていますが、そうした中期計画は無視されて2017年11月の高値1355円以来、株価は3月26日の安値780円まで1年4カ月にわたり下落傾向を辿り、その後も低水準横ばいの動きが見られるようです。
     そこで以下、アンケート調査にご協力頂けましたら幸いです。

    1)建設業界の未来は暗いとお考えでしょうか。
     A:暗い B:明るい C:分からない D:どちらとも言えない

    2)東京オリンピック需要がピークを打った後の業績は大きく低下するとお考えですか?それともそうはならないとお考えですか?
     A:大きく低下する B:高水準を維持する C:更に一段と伸びる D:分からない

    3)2)の質問で高水準を維持する、ないし更に一段と伸びるとされた理由は何でしょうか。(複数回答OK)
     A:都心の大型プロジェクトが継続する。
     B:2025年の大阪万博の需要が高まる 
     C:日本経済の不況突入で人手不足が解消し人件費、労務費の低下、資材高の落ち着きで収益性が向上する
     D:AI、ロボット化の進展で人手に頼らず効率化が実現
     E:東京オリンピックで様子見だった地方でのプロジェクトが始まる
     F:社会資本老朽化への対応ニーズが高まり受注が拡大する
     G:MMT理論をバックに積極財政が打ち出され道路や橋、新幹線などの建設需要が拡大する

    4)御社の株価は先週末現在、830円ですが、これはPER7.0倍、PBR0.50倍、配当利回り3.98%です。時価総額は57.2億円と支払いのために保有されている期末現預金74億円を大きく下回っています。しかも無借金経営を貫かれています。この株価水準をどのようにお考えでしょうか?
     A:どう考えても安過ぎる B:まあ、安い C:妥当 D:高い

    5)現在の予想配当性向28%をどうお考えでしょうか。
     A:低い B:妥当 C:高い

    6)株主数(前期末単元株主数1706名)について今後更に増やしていきたいとお考えですか。
     A:増やしていきたい B:現状のまま自然体でよい

    7)個人株主づくりのために優待制度の導入はお考えですか。
     A:考えたい B:まったく考えていない C:増配で応えたい。

    8)自己株買いについては昨年9月と本年3月に実施されましたが、今後も実施される考えですか。
     A:実施したい B:現段階では考えていない C:株価が更に下がるようなら実施したい



     日本の株式市場にはまだまだたくさんの低PBR銘柄があります。
     こんな風に皆さんもぜひIR担当者を通じて社長にアンケート調査をされてみてはいかがでしょうか。きっとIR担当者が驚くでしょうね。
     しかも億の近道の読者のお一人お一人からアンケートが行ったら、どんな反応があるでしょう。


    (炎)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)



    honoh_01.jpg
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。