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投資情報メールマガジン                   2020/06/15
         炎 の 投 資 情 報 (第297号)

        -プロが導くお金創造のための投資情報-
                              週1回発行
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 株式投資には不安がつきもの。山あり谷ありの株式相場を冷静に眺めるアナ
リストが発信する情報をお楽しみ頂ければ幸いです。

 志を大きく持たれた読者各位の大いなる発展と成功を祈願しております。
 ご一緒に頑張りましょう!!

 なお、一部を「億の近道」に掲載することがありますので、あらかじめご了
承下さい。


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              -本日の目次-


■はじめに
■相場の視点 ~ようやく下振れの動きを見せた株式相場、基調に変化が起き
 るのか~
■注目個別銘柄(3銘柄)
■6月のIPO銘柄(6銘柄)
■コロナで目覚めた関西系企業 顧客基盤の有効活用に乗り出したサイネックス
■次回予告


         報告者:炎のファンドマネージャー


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■はじめに


 微調整か本格調整かで久しぶりに悩ましい展開となった先週の株式相場。
 コロナショックでボトムをついた3月中旬から丁度3か月目に起きた下振れ
相場の中で皆様の対応はいかがだったでしょうか?
 過剰流動性を背景にした上昇相場がどこまで続くのかという関心事とともに
ある日突然やってくる急落の恐怖との戦いが続きそうな株式相場ですが、まだ
今のところ市場参加者は余裕を持って眺めているようで、待機していた資金で
押し目買いに動いたという投資家も多いかと思われます。

 もうそろそろ大幅な調整があってもおかしくない。痛めつけられた売り方が
流す観測を信じるか余剰資金を出遅れ銘柄に投じようとする積極的な投資家が
睨み合う展開の勝利者がどちらとなるのか皆さんとともに見守って参りたいと
存じます。

 梅雨入りで鬱陶しい日々が続く中での定番のマスク生活が続きますが、引き
続き感染防止に心掛けながら、やや変動が激化しそうな株式相場をじっくりと
楽しみたいと思います。


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■相場の視点
 ~ようやく下振れの動きを見せた株式相場、基調に変化が起きるのか~


 株式の変動を地震に例えると3月のコロナショックは震度6から7クラス。
 地震対策と同様に当然ながら政府が動く。政府が動けば市場はそれを好感し
て元の状態に戻ろうとする。

 武漢を震源地としたコロナ肺炎騒動からの復興に向けた動きが世界中で巻き
起こった状態という認識は、今後のリスクファクターを早くも意識し始めたの
か本格調整の予兆も感じられる先週末にかけての株価変動である。
 一方では過剰流動性を背景に株高の流れをそう簡単には止められないとの予
測もあって高値更新に向けた動きがなおも続くという強気の意見も聞かれる。