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今週(6月22~26日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で33円29銭上昇し(率にして0.15%の上昇)、2万2512円08銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。
米国などでの新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念、米中通商協議の難航観測など外部環境が上値を抑える展開となりましたが、一方で個人投資家の旺盛な買いが下値を支え、週間では小幅高となりました。
週初の22日(月)は新型コロナウイルスの感染第2波への警戒から、薄商いのなか、日経平均株価は前週末比41円安と小反落。
23日(火)は前日の米国株式市場でNASDAQ総合株価指数が最高値を更新したことを支えに前日比111円高と反発。
24日(水)は材料難のなか同14円安と小反落しましたが、約2カ月半ぶりに新規株式公開(IPO)が再開されたことで個人投資家の買いが膨らみました。
25日(木)は前日に米国株が急落したことを受け、同274円安と続落。
26日(金)は米国株の回復を好感して、同252円高と3営業日ぶりに反発して取引を終えました。
IPOの再開に加え、今週から来週にかけ、3月期決算企業の期末配当の支払いが集中します。
引き続き、株式相場全体はやや上値の重い展開になるかと見込まれますが好業績銘柄を中心に、旺盛な個別物色は続くと見込まれます。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)