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株式投資方法と銘柄選び方～身近なところに材料あり～
2020-10-10 00:11
【編集部より】
億の近道初登場！！
１０／１８（日）に開催される億の近道セミナー、
「テクニカルとファンダメンダルズで始める株式投資の基礎＆銘柄発掘法」に登壇いただく講師の一人、株勝千人氏より寄稿がありました。
銘柄選択眼に定評のある氏のエッセンスをどうぞお読みください。
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株式の投資環境は目覚ましく進んでいます。
ネットの普及により、過去には見られない指標や情報がリアルタイムで見られる環境になっています。昔から投資をされている方は随分便利になったと感じています。
ただ情報の使い方が難しいです。
最近株式投資を始めた方は、情報が安易に手に入る代わりに氾濫した情報に振り回されています。
例えばバリューからグロース、グロースからバリューだといわれ長期投資のポジションを取った矢先から日々の解説で短期のポジションに変えさせられてしまいます。
大事なことは自分のスタイル（マイルール）を持つことです。
しかし、自分のスタイルをどうやって作ればいいのかわからない人が多くいます。多くの著名な投資家のスタイルから学ぶのも一つの方法です。
投資をするのにどういったところを見ているのか？を参考にすべきだと思います。
結論、自分で調べることが大切です。
「調べなくて株を買うことは、カードを見なくてポーカーをするようなもの」という言葉があります
日常の中で見過ごしているだけで身近なところに材料があります。
ピーターリンチ氏＝米大手ファンド会社フィディリティマネージメントアンドリサーチ社の証券アナリスト。
マゼランファンドの運用を手掛け７７年～９０年までの運用で２０００万ドルを１４０億ドルへ世界最大規模に。全米ＮＯ１と言われる伝説のファンドマネージャー。
「自分の知っているものに投資しろ」
「テンバガー」
「身近な理解できる会社に投資しろ、プロのアナリストよりも会社の現状、未来を見通すこともできる」
「アマチュア」でも「プロ」に勝てる
といった名言があります。
「調べなくて株を買うことは、カードを見なくてポーカーをするようなもの」もそうです。
●日常の生活の中をチェック
日常の中で見過ごしているだけで身近なところに材料があります。
例えばＴＶＣＭ（コマーシャル）から。
１）ＢＡＳＥ（４４７７）の場合
５月１６日から香取慎吾さんを起用したＣＭ放送を放映開始。
１８年に制作したＣＭ２本を使用。
コロナによる自粛は４月７日に７都道府県に緊急事態宣言が発令、４月１６日には緊急事態宣言の対象が全国に拡大。
認知度を上げる一番の施策はＴＶＣＭ。
新型コロナ感染拡大で実店舗の営業自粛やイベント中止で、商品販路としてネットショップを利用する人が増加。
ＢＡＳＥは個人、小規模事業者向けＥＣプラットフォーム「ＢＡＳＥ」を運営しているので需要の拡大が望めるタイミングでの放映。
キャンペーンと同時に放送は効果あります。
２）弁護士ドットコム（６０２７）の場合
「おまえとはお別れだ、はんこ」で始まる小澤征悦さん起用のテレビＣＭを５月から放送。電子認証の「クラウドサイン」の企業向けのＣＭでしたが、個人にも認知度は上がり株価は上昇しました。
株価 ５／１１ ６２８０円 → ９／２ １２２５０円
３）サイボウズ（４７７６）の場合
「がんばるな、ニッポン」というキャッチフレーズで「テレワーク推進」のメッセージを７／６～７／２６に放送。
物議をかもした企業の経営者向けのＣＭですが、知名度はアップ。
株価 ７／６ ３１３５円 → ９／２４ ３８００円
４）マクアケ（４４７９）の場合
原田泰造さん、板谷由夏さんを起用したＣＭを９／１４から放映中。
９月決算なので営業利益から販管費として放映の色は強いですが、ブランド認知を最重課題としているのでその効果は高いです。
株価 ９／１４ ９２００円 → ９／２８ １１３７０円
何気に観ているＴＶＣＭ。今後は気になるＣＭはチェックしてみましょう。
（テクノファンダの会 株勝千人）
［株勝千人氏プロフィール］
元証券マン。ファイナンシャルプランナー。
ファンダメンダルズ分析とテクニカル分析の融合「テクノファンダ分析」で投資銘柄を分析。銘柄選択眼はプロが一目置くほどの実力。
株勝千人氏も登壇する１０／１８の株式セミナー
詳細はこちら ⇒ http://www.okuchika.net/?eid=9463
（情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。）
