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2分割落ち後のLibWork(1431)は買いか
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2分割落ち後のLibWork(1431)は買いか

2021-03-31 22:23



     早いもので3月の株式相場は2日間を残すだけになりました。
     本日は3月決算銘柄の配当権利付き最終日でしたが、皆様の最終的な行動結果はいかがだったでしょうか。

     しっかり配当や株主優待、分割の権利などを取ろうとする投資家と配当権利落ち後の株価の下落を想定して売られた方もお見えではないでしょうか。

     私の友人知人にはしっかり配当を取ってとお伝えしておりますが本日の株価を見ていますと配当や分割権利を忌避する売りも随所に見られたと言う印象です。

     まあ、何となくそうした行動に出られた投資家もお見えかも知れませんが配当金など知れてるから取らずに売ってしまおうと言う投資家も多かったのかも知れません。一方で銘柄によっては増配発表が直近になって表明された銘柄など最後まで買い意欲が旺盛な銘柄もありました。まあ、いろいろです。

     私がよく皆さんにお話する機会の多い銘柄で熊本県山鹿市に本社を置く住宅メーカーでLibWork(1431)という企業があります。
     この銘柄については私のYouTubeチャンネルで過去、よく取り上げてきましたのでご存知の方も多いかと思います。

     IRセミナーもやりましたのでロングランで保有されている方もお見えになるかと思います。
     同社は3月末にまた2分割を実施し本日が配当と2分割の権利がついている最終日でしたが、投資家は最後引けにかけ配当や分割の権利を忌避するような動きが見られました。

     そして明日からは2.25円配当と2分割権利落ち後の取引が始まります。
     本日の終値は1773円(18円安)でしたので明日の2分割落ち後は配当落ちも入れて前日比変わらずの株価であれば885円前後からの始まりとなります。

     同社の場合は四半期ごとに配当を実施していますので四半期毎に配当落ちをしているのかも知れませんが実額が小さいのでほとんど無視されて株価は形成されているかと思います。

     よく期末年1回の配当だと配当落ちが大きいので投資家は忌避しようという行動に出がちになるのかも知れませんが、そうした株価はほとんど無視して良いかと思います。

     冒頭に掲げているLibWork(1431)の分割後は買いなのかと言う点で検討すると、株価が885円となると買いやすくなるので投資家の関心が高まるので買いだろうという方もお見えですが、今回は70万株の公募増資や15万株の第三者割当増資も行っていますので希薄化の方が心配だという方もお見えになるのかと思います。
     ただ、これに対して経営陣はしっかり事前に準備しているように思われます。
     むやみやたらにはファイナンスは出来ません。しっかりと成長の種まきをして臨んでいるということだけは言えそうです。

     先日開催された決算説明会での瀬口社長の発言は映像でも視聴できるかと思いますのでご確認頂きたいのですが、詳細は私の有料メルマガでも報告させて頂いておりますので宜しくお願いします。
     ⇒ http://www.honohfm.com/

     説明会では出なかった話も既にソーラー無償設置やIR用のYouTubeチャンネルの開設など出ています。
     恐らくこれら以外にもいろいろとネタが出てきそうです。

     そうした視点で権利配当落ち後に仮に株価が低迷したとしてもそこはまた投資チャンスが生まれる可能性があると個人的には見ています。

     説明会では同社のYouTubeチャンネルの視聴者登録数が開始して半年経過した12月に1万人を超えてからもわずか3か月間で8000人が増加したという話ですから、同社を企業YouTuberと呼んでも良さそうです。
     何しろ月間(年間ではないと思いますが違っていたら申し訳ありません)25万円の広告収入(登録者数が1000名を超えると勝手に広告が流れてそれに応じて収入が入る仕組み)がGoogleから入ってくるというのは面白い話ではないでしょうか。
     本来なら払う必要のある広告費用を払わずに広告収入を得ているというのですから驚きですね。それに登録者数は今後まだまだ増えそうです。

     視聴数も30万回を超えるコンテンツも出ており、再生回数の合計では2月15日現在で464万回にもなっているというから更に驚きです。

     日本人だけではなく外国人にまで視聴されているという同社は既にYouTubeチャンネルを操る化粧品のDHC(YouTube虎ノ門ニュースのスポンサー)のような存在になりつつありますので、この点を踏まえても明日の2分割権利落ち以降も注目していきたい銘柄だと言えます。

     つまり同社は単に住宅をつくって販売しているだけの企業から別の次元で活躍する企業になりつつあり、このことが理解できる投資家には更に評価を高める余地があるわけです。


    (炎)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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