トヨタに続く日本を代表する老舗バリュー&実力銘柄は今回のような調整相場の中で見直しの余地がありそう。
 そうしたことを念頭に代表的な日本製鉄系2銘柄をチェックしてみた。


1.日鉄鉱業(1515) 時価5650円(3月H7460円)

 今期予想EPS601円 PER9.4倍 今期予想配当金180円
 配当利回り3.18% PBR0.42倍
 時価総額470億円
 期末保有現預金355億円、投資有価証券282億円、合計637億円(有利子負債216億円)
 実質保有現預金421億円
 今期予想経常利益97億円(過去5年平均83億円)

 日本製鉄系、銅価格上昇の追い風で業績拡大基調、石灰石拡大。
 1939年設立の老舗企業。


2.中山製鋼所(5408)時価391円(5月H491円)

 今期予想EPS33.2円 PER11.8倍 今期予想配当金8円
 配当利回り2.0% PBR0.25倍
 時価総額212億円
 期末保有現預金183億円、投資有価証券25.9億円
 合計209億円(有利子負債67.5億円)
 実質保有現預金141.5億円
 今期予想経常利益30億円(過去5年平均50億円)

 日本製鉄系、鋼材需要回復で今期の経常利益は過去5年平均の6割まで回復。
 原料となるスクラップ価格上昇がネック。大手高炉が環境に良い電炉にシフトする時流に徹底合理化で対応。
 中部鋼鈑と業務提携。
 1923年設立で来年が100周年。


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(炎)


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