東京オリンピック開幕。開会式の中身がああだこうだと言われていましたが主役はアスリート。既に競技が始まっており、柔道や水泳などで日本にメダルがもたらされているようです。

 世界の強豪が集まるオリンピック。開会式では全50種目の競技がピクトグラムで表されていましたが、それぞれの競技に金メダルが決まっていきます。頂点を目指したアスリート達の活躍をテレビやインターネットメディアで目の当たりにする日々が8月8日まで連日連夜続くことになります。

 頂点に立つのは大変だろうと思います。
 アスリートが勝利者になるための日々の努力は並大抵のことではないでしょう。メダルの色はともかく何事も勝利に向けた準備があってもたらされます。まずはコロナ禍の中でオリンピックが開催できた大会関係者の準備も大変だったかと思われます。


 オリンピック競技だけに留まらず社会のすべての活動に言える準備。
 とりわけ億の近道の読者の皆様にとっては株式投資で勝利するための準備に余念がないものと思っております。

 スポーツは日頃の練習や体力づくり、技の習得、向上、精神的な鍛練などを通じ競技時にベストのコンデションにもっていく準備が必要ですが、それだけではなく多くは運が良かったり悪かったりしてわずかの差で勝利に至るかどうかが決まって参ります。

 未来を読み解く一種の知的ゲームとも言える株式投資においても勝利(運用成果向上)を得るには一定の準備が必要です。準備と言っても単に証券会社に口座を開くということだけではありません。
 この場合の勝利は投資によって一定期間の中でいかにプラスの運用成果を上げていくかになります。投資資金を用意してベストの投資対象銘柄を選定してベストのタイミングで投資し、一定期間内で投資成果をあげていくための準備です。

 過去の経験が運用成果に必ずしもプラスに働くということではなく、株式投資には近未来を読み解く能力が求められます。全種目でオールマイティな能力を発揮するアスリートがいないのと同様に株式投資でも様々な手法や銘柄、目標、期間など投資家の取り組みは千差万別。

 私は配当狙いでいくとかPERの低い銘柄でいくとか成長性の高い銘柄に投資するとか様々なのは言うまでもありませんが、日頃から準備すべきなのは投資対象となる企業を知ること。つまり過去の業績推移を踏まえて今後の中長期的な業績推移を把握することやビジネスモデルのユニークさ、発展性をできるだけ把握する必要があります。

 長期停滞局面が続く日本経済の中で個別企業の活躍の仕方には差がついてきましたので投資対象の選定次第で運用成果にも差がついて参ります。もちろん投資タイミングを探る準備も必要です。

 準備が整ったという投資家は実践あるのみ。
 勝利を求めて運用を開始され黄金色のメダルを獲得されましたら幸いです。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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