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菅首相の不出馬表明で一気に賑やかになってた自民党総裁選。
皆さんもご関心をお寄せになっているものと思います。
およそ3人の総裁候補に絞られつつありますが、ネットの評価と新聞やテレビなどの旧来メディアでの評価はまったく違っているというのが話題になっています。
かつての米大統領選のような様相でインターネットメディアでは圧倒的な支持を受けている高市早苗議員だが、旧来のメディアでは河野太郎議員や岸田文雄議員が高い支持を受けているとの見方は旧新メディア対決になっているようにも見受けられる。
次の総裁には説明能力や指導、人柄、高潔さが求められているという日経新聞の報道があったが、その結果支持されているのが河野太郎、石破(下の名前不明)、岸田文雄、高市早苗という順番らしい。
一方でインターネット上の調査では高市氏の圧勝。確かにどう見ても説明のうまさも主義主張、国を思う態度、考えも他の総裁候補とは比べようがないというのが正直なところだが、なぜこうも違いがあるのか、つまり旧来メディアが勝ってほしい候補が高く評価され、負けてほしい候補が低く評価されているとの暗黙の誘導をしているようにしか見えない。
話は変わるが株式相場の世界にも案外こうした世論や評価の誘導は起きてしまいがち。よくあるのは地上波テレビの番組で放送していたから株価が上がるという不思議な状況だ。
会社の本質よりはテレビで放送されていたことだで評価が高まるというのだから何だか困った状態だ。
企業から発信される一次情報は決算発表内容だが、それに基づいた投資が本来あるべきスタンスなのだが、どうしようもない情報に振り回されがちになるので気をつけたいものだ。
まずは決算発表内容で開示されている情報を知ること。
これは企業が発信する決算が基本となるが、決算以外にも様々な情報が企業から発信される。企業は広告宣伝費を新聞やテレビに支払ってPR効果で認知度を高めることになるが、その効果の度合いは既に若い世代を中心にインターネットメディアに移行しているとされる。
かつて総務大臣だった高市早苗氏の出馬は旧来メディアにとっては目障りな存在なのかまるで嫌がらせでもしているような構図となってきたが、明らかに今回の総裁選はインターネットを中心にした新たなメディアと旧来のメディアの戦いの場でもある。
株式投資に至る情報取得もまさにインターネットメディアと旧来メディアの戦いとも言うべき位置付けにあると考えられる。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)