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有料メルマガライブラリから(428)「円高の影響がない企業だけでなく、利益増の輸出銘柄も選びたい」

2022-05-26 13:19
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     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
     自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
     なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


    =コラム「円高の影響がない企業だけでなく、利益増の輸出銘柄も選びたい」=
     (有料メルマガ第430回・2017/5/2配信号)

    ※2017年5月現在の内容です。留意してお読み下さい。

    【前略】


     今日は、みなさんに私のストレス対策をご紹介します。

     私もストレスにやられて会社を長期で休まなければならない状況に追い込まれたことがありました。その結果サラリーマンを予定より早く卒業することになりました。

     私はそれをよい経験に変えて専業投資家として生きていける技術を身に着けることが出来ました。

     しかし会社を休んでいる間もそうですが、サラリーという安定収入を失ったサラリーマンを辞めたあとの数年間は本当にストレスに苦しみました。自分も苦しみましたが、妻もずいぶん悲しませました。そのときストレスについて学んだことを少しご紹介します。

     現代社会はストレスの多い社会ですが、原始時代の人間はもっともっとストレスの多い生活をしていました。その日を生き延びるために狩をしなければいけません。獰猛な野獣など強敵もたくさんいました。

     例えば、私たちを脅かす野獣に出くわしたとき、逃げるか戦うかの決断を迫られます。そのときに逃げ出したり戦ったりするためのエネルギー源がストレスだったということを学びました。

     ストレスというのは本来、生物が刺激に適応していくために必要不可欠のもので、ストレスがなければ私たちは生きていけないことを学びました。

     適度のストレスは、心身を活性化させ、エネルギーを与えてくれます。これはいいストレスですね。でも人間関係の摩擦とか、過労とか、私たちに慢性的な負担をかけてくる悪性のストレスもあります。

     大きなストレスと小さなストレスでは、小さなストレスのほうが危険だそうです。無責任ですべての責任をまる投げしてくる上司、ミスばかりする部下、いつも人の家を覗き込んでいるような感じの悪い近所のおばさん、交通渋滞、相場での損。

     日々のちょっとした怒りや不安、不満などのほうが、慢性的なストレスとなって私たちを脅かすようです。ストレスがかかると、記憶が3割も悪くなるという外国の大学の研究もあるそうです。

     アウシュビッツの地獄を生き抜いたユダヤ人の精神科医ビクトール・フランクルは「強制収容所の地獄を生き延びることができた人は、体が丈夫な人ではなく、未来のビジョン持っている人。自分が生きる意味を知っている人だった」といっています。ビジョンがあり、苦しみの中からポジティブな意味を勝ち取る人だけが生き残れたわけです。

     ビクトール・フランクルは、自分が生きる意味を考えるとき、抽象的な価値、たとえば忠誠、祖国愛などより、愛する人や家族に助言したり、人の役に立つというような、日々の具体的な事柄のほうが重要だったといっているそうです。私はサラリーマンを辞めてから、自分が「なぜそれをするか」「それを望むか」など「何のために」をちゃんと自分に問いかけることを心がけるようになりました。

     夢を語り合える仲間との素敵な楽しい時間はストレス対策としても非常に有効です。サラリーマン時代の仲の良かった同僚と昔話をしながらの旅も本当に楽しいものです。

     ストレス対策としては

    ●しつこく居座る否定的な感情(怒り、不安、いらいら、悲しみ、恐怖)を引き起こす原因を考え、その原因を見つける。その原因を声に出していったうえで「何々は、問題ない、大したことじゃない」と声に出してみると本当に大したことじゃないことわかってスウーと負担が軽くなることが多いです。

    ●友と夢を語る

    ●友にその問題について話す。ストレスを追い払う最良の方法は、他の人と話すことだそうです。だからアメリカなどでは精神科医が繁盛しているのかもしれません。ひとりごとでも効果が大きいそうです。

    ●深呼吸をする。ストレスの原因がわかっても、それと闘うのはやめて、深呼吸をして気持ちを静める。

    ● 笑う。ただただ大きな声を出して笑うといいようです。

    ●過去の幸せを思い出す。

    ●未来の幸せを、夢のかなった時のことを想像してニヤニヤする(笑い)

    ● おまじないを唱える。ストレスが忍び寄ってくるのを感じたら「大丈夫、大丈夫」「絶対できる」「間違っても構わない」「完璧は敵だ、とにかくはじめることに意義がある」。ストレスがなくても毎日唱えているのは「ラッキー、ラッキー、ツイている。幸せ、健康、運がいい。やってできないことはない、やらずにできるわけがない。豊かだ、健康、ありがたい」という斎藤一人さんの1000回の法則です。

    ●心にひっかかっていることを紙に書き出す。

    ●仕事の後はひと呼吸おく。相場の後もひと呼吸おく。

    ●心に負担がかかっていることは、さっさとやめてしまう。株で儲かって、損をするかもしれなくて負担が大きくなりすぎる時は、さっさと利食いをいれる。これはすごく有効でした。儲かっているのに、儲けを失うことが怖くてストレスがたまるのじゃ、「なんのために投資しているか分からない」とかいってさっさと利食い(笑い)。そのあとさらに上がることが多かったんですが、そのときは反省はしないで「このつぎはもっと上手くやろうね」と笑いました。

    ●おしっこをする時に放尿の快感とともにいやなことを押し流す。人がいないことを確認した上で、声に出して「○○○なんぞ、小便とともに追放だ。バカヤロー!」なんて。

    ●自分でどうしようもないことには悩まない。例えば、電車が遅れて、イライラしても自分ではどうしようもないんで、すっぱりあきらめイライラしないことにしました。世の中、自分ではどうしようもないことでイラつき、ストレスをためていることがこんなに多かったのかとびっくりしました。

     思いつくままに書いてみましたが、けっこう効果がありました。皆さんもご自分に合った方法を取り入れてみてください。


     株式投資をするのは株で稼いで、その稼いだお金を使って、自分や家族が幸せに生きるために使うのが目的のはずです。しかし相場を張り続けているうちに、稼ぐことが目的になって、自分や家族が幸せになるという本来の目的を忘れることも多いのではないかと感じています。

     苦しみ抜いても稼げたら、まだ良いですが、損をしたら何のために株式投資をしているのか分からなくなります。苦しくなったら相場を休んで、のんびりとするのも良いのではないかと感じた4月がやっと終わります。

     英気を養ったので5月から、また前向きに株式市場と向き合っていきたいと考えています。

    経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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