「8月といえば?」
この質問を子供たちにすれば、
「夏休み!」「海!」「かき氷!」
という言葉が出てくるでしょう。
投資家にとって、8月は「夏枯れ」といいたいところですが、以下の楽しみがある月です。
「業界地図の発売日」
四季報や日経から業界地図が発売されます。
業界地図を買ったら、子供に業界の話をしましょう。
たとえば、鉄鋼業界の話をするなら、景気の話だけでなく、鉄鋼業界がCO2の排出削減に取り組んでいることなどもお話しすることが大切です。
鉄鋼という言葉だけを聞くと「別に鉄に興味ない」という子でも、環境関連企業、という側面を見ると、興味を持つ子は増えるのではないでしょうか。
野球が好きな子であれば、球団保有の企業が業界でどのような立ち位置なのか、というお話をすれば、会社に興味を持つのではないでしょうか。
スマホの部品となっているガラス業界、半導体業界についても話をすることで、子供たちの視野は徐々に広がってくるでしょう。
(遠藤)
[遠藤 功二氏 プロフィール]
日本FP協会認定CFP
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
MBA(経営学修士)
大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。
自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。
子育て世代のための金融教育サービスFP君
web:https://fpkun.com
メッセージ:koji.endo@fpkun.com
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)