市場の受け取り方は米国での量的緩和縮小=景気回復とポジティブなものでした。
日本は4月からの消費税引き上げを前に駆け込み需要が景気の撹乱要因となりそうですが、株高効果が景気の向上に反映される可能性が見えてきました。
大企業、富裕層を中心にしたお金の循環が中小企業、庶民に回っていく好循環への変わっていくと2014年も明るい年となるのかと思われます。
株式相場はインデックスに連動する主力株がメインですので、個別株、特に中小型株では蚊帳の外の状態なのかも知れませんが、おっつけ追いついてくるでしょう。割安感の強い銘柄にも物色気運が高まるものと期待されます。
基本的にはカネ余りの展開となります。キャピタルゲイン課税率の10%から20%への引き上げを前に売りものがちだった相場はNISAの開始を期待材料として上昇に転じるというのが基本的なシナリオとなりそうですが、皆さんはどのようにお考えでしょうか?
相場の主体が余りに主力株ばかりで面白くない展開が続いていますが、ここは次の相場展開に向けた我慢の時。お金はまためぐりめぐります。
今年も残すところ1週間。最後まで油断せずに資産の形成に向けて頑張りましょう。
(炎)
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