これらが来年も活躍する保証はありませんが、引き続きウォッチしていきたいと思います。それぞれが株価倍増、?倍増を演じましたが、今後の展開は不透明です。
なぜ上昇したかの理由を見いだせれば、同様の発想でまだ上がっていない来る株への応用ができます。上がった株を追うのもそれなりに価値はありますが、できればまだ動きのない新たな銘柄への投資で運用成果を高めていきたいと思います。
どのような活躍株も旬の時期を過ぎれば、その後何ごともなかったように静かになってしまうこともあります。
株式相場は非情の世界。上がり下がりが常の世界で一攫千金を夢見る投資家が集まってきます。
今年の相場はもう過去のものになりかけていますが、来るべく年の相場をどのように思い描くのか、そこで活躍する株をどう考えるのかそれぞれの投資家の自由な発想で取り組んだ結果が運用成果につながります。
来年は水面下で広がりつつあるM&Aがテーマになる可能性があります。
上場企業の中にはPBRが0.5倍以下でキャッシュリッチな価値のある企業がたくさんあります。それらの収益向上、業績拡大へのトレンドが見いだせれば 株価は上がります。M&Aされる候補銘柄、M&Aの主体となって成長する銘柄を今のうちにピックアップしてみてはいかがでしょうか?
インデックスのトレンドがどうであれ個別銘柄で活躍する銘柄は企業価値に基づく評価の高まりで株価水準を高めるものと期待されます。
株投資は楽しいもの。そうした醍醐味を来年も味わって頂くと幸いです。
大化け銘柄は収益が既に上がっている銘柄よりも誰もがネガティブに考えるつぶれる心配のない赤字銘柄からも時には生まれます。
創薬ベンチャー株やゲーム関連株など常識外れのような銘柄こそ大きく化ける可能性があります。それでも常識を持った多くの投資家はそうした銘柄には関心が持てない。まじめにコツコツと良い株を探す努力をしながら資産の形成に努めているかと思います。
億の近道ではそうした投資家にエールを送りたいと思いますが、肝心なのは業績の成長が未来において続くのかということ。これを予測するのは至難の技。
過去を論じるアナリストは出てきた結果を評価します。未来を予測できるアナリストこそ本物のアナリストであり、近未来を予測しながら投資家を誘導してい く担い手となります。独立系のアナリストである私が、そうした担い手となることができたと豪語できるほどの自信はないですが、企業の成長を占う取材を怠ら ず、地道に取り組んできた自負を持っているので、そうした取材のなかから来年もまた活躍期待株を皆さんにお届けしたいと思います。
【年末のご挨拶】
2013年も残りわずかとなってきました。
月曜日としては年内最後のメルマガとなりますのでご挨拶をさせて頂きます。
アベノミクス相場がスタートして1年余りが経過し、徐々に景気も上向く兆しが見えてきました。
円安、株高の構図は日経平均株価の上値追いとなって現れ、既に年初来の高値水準へと誘っています。
山あり谷ありの株価変動ながら多くの投資家の皆さんが希望に胸ふくらます展開となり、大納会を迎えようとしています。
億の近道月曜版も多くの読者の暖かい励ましの言葉を頂戴しながら執筆を続け、あっと言う間の1年となりました。リスクに挑戦する読者の皆さんに御礼申し上げますとともに来る新年も良い年となりますことをお祈り申し上げます。皆さん良いお年をお迎えください。
新年もまた本メルマガを宜しくお願い申し上げます。
各執筆陣の皆さん、編集長のぢんぢ部長にも御礼申し上げます。
皆さんにとって来る2014年も良い年となりますように祈願申し上げます。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)