なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=「株式投資はお金儲けの有効な特効薬だが、使い方を間違えると毒薬に変わることもある。」=
(有料メルマガ第239回・2013/8/6配信号)
※注 2013年8月現在の内容ですので留意下さい。
株式投資は資金を有効に利用すると、資産を加速度的に増やす強力なエンジンのような働きをしてくれます。
しかし、株式投資を株式投機にしてしまう人が多いように、株式投資には射幸心を刺激する部分もあり、相場環境の激変により、場合によっては投資資金が大きく減ってしまうことも起こります。
2012年までの日本経済の置かれた劣悪な厳しい投資環境においては、短期で株を売買して稼ぐトレーダーではなく、ある程度の期間の間は株を買って持ち 続けるという投資スタイルの中長期の投資家は、多かれ少なかれ年1回程度起きる大きな株価の暴落時には、資産減という痛手を負ったと思われます。
アベノミクスや黒田日銀の異次元の金融緩和バズーカ砲の支援で、好調に回復している日本株市場においてさえ、信用取引という禁断の秘薬を多用したために、株式市場から強制退場を宣告された個人投資家も多かったという話を、メディアの情報などで見ることが多いです。
あまりの日本株の株価の上昇力の強さに気持ちが大きくなり、欲望が肥大化し、信用取引などのように借金を利用してレバレッジを掛けて、自分の経済的実力 以上の投資をしていると、5月23日からの異次元の株価下落で、紙の鉄槌を受けて破綻し、強制的に市場から撤退を命じられた投資家も多かったようです。7 月27日のような大きな株価下落はこれからも、何度も襲ってくると思います。いかに投資環境が良いと感じても、やはり慎重に投資を実行することが必要で す。
ただ、レバレッジ投資などを使わない現物株オンリーの優待投資家などには、2012年11月からは、中長期投資家には干天の慈雨がやってきて、良い思いをした方が多かったと思います。
【中略】
特にお金儲けだけを目当てに投資していれば、よほど強い精神力を持っていないと、このような苦境を乗り切ることが難しくなってきます。普通の精神状態では絶対やらないような、愚かな行動をとってしまう人も出てきます。
自分が幸せに豊かになるための手段として株式投資を行なって、自分を不幸にしては意味がありません。
お金に対する欲望は際限がなく、株式投資をお金儲けのためだけに行なっていると、この際限のない欲に引きずられ、もっともっと稼ぎたいという欲望を制御できなくなる可能性が高いのです。
【中略】
しかし、繰り返しになりますが、株式市場は上がったり下がったりして、どんなに業績がよく、割安で、資産を沢山持っていて、倒産リスクがほとんどない企業でも、投資家の都合で売りまくられて、株価があっという間に下落してしまうこともあるのです。
株で儲けたお金を一部でも、安定的に利益を生み出す、資産に換えておくことは、複利の力を有効に使う道でもあるのです。ただし、消費に使ってしまっては夢の実現のために使用できなくなるので、あくまでも消費には使わないという克己心は、この場合にも必要になります。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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また、コラムでは、「株式投資は『お金』だけではない、自分らしく生きて心から満足できる人生を手にする術(すべ)を教えてくれる」と題し、人生において重要な要素の訓練を、なかなか思い通りにいかない株式投資で行っているとの考察をしています。
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