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賢人バフェットに学ぶ投資と経営の成功法則 第7回
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賢人バフェットに学ぶ投資と経営の成功法則 第7回

2014-11-12 17:48
    =永久保有銘柄とは何か?その1 バークシャーの保有銘柄(最強5社)=

    産業新潮10月号連載記事の冒頭部分です。
    http://homepage2.nifty.com/sancho/

    ■20世紀の巨人

     米国経済の発展を先導した偉人といえば、ロックフェラー、カーネギー、J・P・モルガンなどが思い浮かぶでしょうか?現在のバフェットは、これらの偉人 を超えたスーパー経営者として認識されつつあります。バークシャー帝国(財閥)が先人たちと同じように、米国経済そのものを動かしつつあり、しかもその影 響力は先人たちを上回りつつあるからです。

     バフェットの投資先としてはコカ・コーラ、アメックス、IBMなどが有名ですが、最近ではそれらの会社の一部を所有する純投資とは違って、会社を丸ごと 買収し経営権も取得したうえでバークシャー傘下に組み込む(基本的に経営に口は出しませんが・・・)やり方が目立ちます。
     現在のバークシャーの総資産は数十兆円におよび、毎年数兆円単位で資産が増えている(バフェットの表現を借りれば「お金が油田のように噴出してい る!」)状況では、2013年のハインツやNVエナジー(両社への投資額は合計で1兆8000億円)のような大型買収を続けなければならないという事情も あります。

     しかしそれ以上に、成熟した大企業を丸ごと買収して未来永劫保有することが効率的な投資であるという理由もあります。そして、バフェットが最強5社 (「保険主要3社」は今回の連載では割愛し、「ビッグ4」は次回解説します)と呼ぶ、米国経済の屋台骨を支える重厚長大・インフラ企業群が、今世紀の米国 発展の果実を確実に受け取るであろうという前提が、そこにはあるのです。
     その証拠としてバフェットは、20世紀に、ダウジョーンズが66ドルから1万1497ドルまで上昇(しかもその間、配当金の支払いも大幅に増加)したこ とを挙げ、21世紀もその勢いが衰えていないことを挙げます。つまり、現在のバフェットは米国経済の市長そのものに投資をしているといえるのです。


    ■ロックフェラーの時代から

    (以下、「バフェットからの手紙」(2013)でのバフェットのコメントです)
     ところで(最強5社の一つである)マモン=Marmonは、幅広い分野に広がるおおよそ160社の企業によって構成される複合体です。大きなところで は、石油企業や化学会社などの荷主に、自社が所有するタンク車をリースするビジネスがあります。このビジネスは、マモン傘下の米国のユニオンタンクカー (Union Tank Car)とカナダのProcorの二つの子会社が取り扱っています。
     ユニオンタンクカーは、米国の歴史上象徴的存在である(ロックフェラーが設立した)スタンダードオイル社が、1911年の反トラスト法によって分割されるまで長期にわたって所有していました。

    ★続きは産業新潮10月号をご参照ください。
    http://homepage2.nifty.com/sancho/

    (大原浩)

    <お知らせ>
    ◎10月上旬発刊予定とお知らせしていた<GINZAX30社>(2015)は出版延期となりました。日程が確定次第改めて御連絡いたします。

    ●「メビウスの資産倍増計画」に出演しました。テーマはスバリ「バフェット」です。
    https://www.youtube.com/watch?v=jBqdgHgBd78&feature=youtu.be
    ●Big tomorrow(青春出版社)9月号に、私のインタビュー記事(テーマはバフェット)が掲載されましたが、読者に好評とのことで10月増刊号に再掲載されることになりました。


    【大原浩の本】

    バフェットに学ぶ【永久不滅投資法】―損を出さないで永遠に資産を増やすことは可能かー(同友館)
    日本株で成功する バフェット流投資術 (日本実業出版社)
    企業情報を読み解け! バフェット流<日本株>必勝法=永久保有銘柄を見抜く18のポイント(日本実業出版社)
    『勝ち組投資家は5年単位でマネーを動かす』(PHP研究所)
    「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
    ★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
     http://goo.gl/iz1GUV
    ★GINZAX30社! 大原浩著 昇龍社<Kindle版>
     上巻
     下巻
     GINZAXグローバル経済・投資研究会・代表大原浩著



    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)
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