今年狙える復活低位銘柄

お正月休みに研究に没頭した親愛なる調査スタッフが私にそのヒントをくれました。

　２０１３年に活躍した銘柄で２０１４年はお休みした銘柄を狙うのはどうかと。


　株価の下落は業績が悪化したことによるものが多いとは言え、２０１４年の上昇相場に乗れなかった銘柄には、今後の業績展望が比較的明るい銘柄も含まれています。

　また、夢のような期待で異常なほどの株高を２０１３年に演じた銘柄には調整局面を迎えた銘柄も多かったのではないかと思います。

　国土強靭化関連（公共投資関連）に創薬ベンチャー、ロボット関連、Ｍ２Ｍ関連、夢よもう一度のゲーム関連は２０１３年から２０１４年のテーマとなり、壮大な株価形成がなされましたが、２０１５年もまた市場人気を高める銘柄が相次ぐのではないかと期待されます。

　特に年後半に活躍した銘柄に加え、１年～１年半の間、調整した銘柄の中からも選定すべきだろうと思います。

　２０１５年の注目テーマは、これまでの流れを受け、

１）健康・医療（次世代医療、創薬、ｉＰＳ細胞、エボラ出血熱）
２）再生エネルギー（電力自由化）
３）国土強靭化（防災、防衛）
４）社会インフラ更新
５）地方再生
６）省人化（ロボット）
７）グローバル化（ＡＳＥＡＮ）
８）新サービス
９）Ｍ＆Ａ

　などが想定されますが、これらのテーマ性を持つ比較的業績の良い低ＰＥＲ、低ＰＢＲ銘柄が物色の対象になりやすいと考えられます。

　また、東京オリンピックの開催まで残り５年となり、築地市場の移転など引き続き準備が続きます。不動産市場の活性化も各地で進んでいくと期待されます。 また、アミューズメント関連ではカジノ関連もテーマになりそうです。建設系や介護系などの人材不足が顕著であった一方、高値から半値となった原油安効果が 得られる企業にも業績面での恩恵がもたらされ、評価を高めるものと期待されます。

　インデックス連動型銘柄のうち２５０円以下の中低位銘柄群には個人投資家の関心が高まると期待されます。


　高い成果が期待できながらも、流動性がやや乏しい中小型銘柄については私の有料メルマガにてご報告申し上げますが、億の近道においては流動性重視の銘柄で選定してみましたのでご高覧賜りましたら幸いです。


【株価２５０円以下の大型６銘柄】

　銘柄（コード）／２０１４年末／２０１３年末／比較／テーマ

１）東洋紡（３１０１）
　１６２円／１９４円／▲１６．５％／バイオ、医療機器

２）双日（２７６８）
　１６９円／１８７円／▲９．６％／高配当利回り

３）宇部興産（４２０８）
　１８０円／２２５円／▲２０．０％／ＩＰＰ発電

４）神戸製鋼（５４０６）
　２０９円／１８０円／＋１６．１％／電力卸

５）古河電工（５８０１）
　２０１円／２６４円／▲２３．９％／来期業績回復期待

６）大京（８８４０）
　１８７円／２８６円／▲３４．６％／マンション中古再生


（炎）


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