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はじめに。昨日のラグビー対スコットランド戦はちょっと残念でした。南アに勝ったため期待してしまいましたが、とは言え中3日でやるスポーツではありませ んから、日本チームは良くやったと思います。対南ア戦の最後の5分くらいは、その必死さに泣きそうになりながら見ていました。
先週は、これが世界GDP第3位の国の国会か?と耳目を疑うほど中身の伴わない論戦が続いた後に成立した安全保障関連法案。もちろん、戦争法案でも無ければ、個別的自衛権の解釈範囲も超えていて、どっちつかずの、何とも腹に落ちない法案が成立しました。
昨年7月のコラムでも「禅問答」を繰り返している国会の様子にウンザリした状況を書いていましたが、つまり1年以上にも渡り政治ごっこの道具にされてき た法案で、しかも手遅れレベルになってから野党各党は何をしたかったのかと。今更の混乱を見ていて本気で国防を考えているのか単なる政治パフォーマンスな のか…?そもそも与野党議員ともに本当に政治能力が無いのか…?恐ろしくて考えたくありません…。
大丈夫かニッポンの政治家は?…と、国民は本気で考えねばいけません。ニュースで頻繁に取り上げられるようになって2年以上。真面な対案を示したのは維 新の会くらいでしょうか?日本政界のお粗末ぶりを世界に知らしめました。中には「多数決で全てを決めるなんて、これが民主主義か?!」…と、野党の某議員 が怒鳴っていましたが、椅子から転げ落ちそうになりました(笑)。この方は多数決で当選した議員では無いのかも知れません(汗)
国会前や各地のデモのプラカードも、先日までの「原発反対」から「戦争反対」に一新されていたのにも少々気味悪さを感じた次第です。
沖縄米軍基地の移転にしても国と県で協力し合って将来に向けた代替案を考えるとか、もしそれが沖縄県内になるなら見返り措置として沖縄は何をして欲しい のか?国は何をすべきなのか?県民や国民の代理人として生産性のある議論をすべきなのに、単に自己主張をし合うばかりでは何のために代議制を執っているの か分かりません。
もちろん国も(隠し事が沢山あるのでしょうけど)言葉ばかりで本気で取り組んでいる感じがしませんが、一方の翁長県知事の言動も何とも腑に落ちません。「ダメなものはダメ」の20年以上も前の社民党の真似をされても何も解決しません。
米国議会や政府に対しては基地問題について強気の発言をしますが、中国に対しては沖縄県の一部である尖閣への領海侵犯を含めて何も言及しない翁長知事にも隠したい事があるのでしょうか?隠し事を持つ同士では進展は望めません。
マスメディアにしても普天間基地の固定化の問題、過去の経緯や最近の名護市住民の変化など肝心なことは何も発信せず、「誰があ~言った、こ~言った」と 言う低コストの(バラエティー)ニュース配信に留まっています。総務省や民法5局が独占する巨大既得権も待った無しで見直さねばいけません。
自衛権については問題があれば次の政権が見直せば良いだけです。今すぐに中国が攻めてくる理由も思いつきませんし、危ないと言えば(何をしでかすか分か らない)キム○○政権とISくらいのものだし、日本は軍事独裁の狂産党政権ではありませんから、きちっとした論戦や選挙を通じて解決すべき課題(問題では 無く)と思います。
余談ですが、以前に国際法を勉強した身としては最近の野党各党やマスメディアの論調に偏りがあり、不勉強の成せる業かとも感じている次第です。集団的自 衛権の通常の解釈であれば、例え米軍に頼まれても戦闘参加する義務は無いですし、明確な理由なく参加するようなら違法行為と見做される懸念もある訳ですか ら。しかも軍需産業にメリットの薄い日本が喜んで紛争地域に出ていくインセンティブもありません。国会答弁よろしく手前勝手で無責任な論調が随分ありま す。
賛否どちらにしても、きちっと説明できない政治家の資質に問題があります。
さて、8月後半から混乱している金融市場。こちらも直ぐにも中国をはじめとした主要新興国の経済が左前になり、今年度の日本企業の業績がマイナスになる と言ったことも無いでしょうし、原油価格にしてもシェールオイルの生産コストを大きく下回ると言うのも現実的ではありません。最近の乱高下の過剰な部分の 大半は特殊なマネーマーケット参加者(主にファンド)が主導しているものと思われます。
マーケットを動かすことで利潤を上げたい主体が活発に動いているだけであり、「彼らのお金には期限がある」ことを理解しなければなりません。我々の「期限が決められていないお金」の運用では彼らに振り回されることない方法を執ることです。
VIX(恐怖指数)が上昇したときに買い、落ち着くのを待つ(時間を利用する)戦略も王道の一つかと思います。
そんな観点から、8月末頃から9月初めにかけて、少額ですが「嘘だろ?」と感じた株式2銘柄(1銘柄は臨太郎さん銘柄)と海外債券に投資したところ、僅かですが既に含み益を持つことが出来ました。
MSCIコクサイ・インデックスも余り下げておらずホッとしていますし、そろそろ国内外REITも再検討しようと考えています。
新興国も必要に応じて景気対策を打ち出してくるでしょうし、FRBが利上げを延期したくらいですから、そう簡単にこのバブルは終わりそうもないと考えています。
(街のコンサルタント)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)
先週は、これが世界GDP第3位の国の国会か?と耳目を疑うほど中身の伴わない論戦が続いた後に成立した安全保障関連法案。もちろん、戦争法案でも無ければ、個別的自衛権の解釈範囲も超えていて、どっちつかずの、何とも腹に落ちない法案が成立しました。
昨年7月のコラムでも「禅問答」を繰り返している国会の様子にウンザリした状況を書いていましたが、つまり1年以上にも渡り政治ごっこの道具にされてき た法案で、しかも手遅れレベルになってから野党各党は何をしたかったのかと。今更の混乱を見ていて本気で国防を考えているのか単なる政治パフォーマンスな のか…?そもそも与野党議員ともに本当に政治能力が無いのか…?恐ろしくて考えたくありません…。
大丈夫かニッポンの政治家は?…と、国民は本気で考えねばいけません。ニュースで頻繁に取り上げられるようになって2年以上。真面な対案を示したのは維 新の会くらいでしょうか?日本政界のお粗末ぶりを世界に知らしめました。中には「多数決で全てを決めるなんて、これが民主主義か?!」…と、野党の某議員 が怒鳴っていましたが、椅子から転げ落ちそうになりました(笑)。この方は多数決で当選した議員では無いのかも知れません(汗)
国会前や各地のデモのプラカードも、先日までの「原発反対」から「戦争反対」に一新されていたのにも少々気味悪さを感じた次第です。
沖縄米軍基地の移転にしても国と県で協力し合って将来に向けた代替案を考えるとか、もしそれが沖縄県内になるなら見返り措置として沖縄は何をして欲しい のか?国は何をすべきなのか?県民や国民の代理人として生産性のある議論をすべきなのに、単に自己主張をし合うばかりでは何のために代議制を執っているの か分かりません。
もちろん国も(隠し事が沢山あるのでしょうけど)言葉ばかりで本気で取り組んでいる感じがしませんが、一方の翁長県知事の言動も何とも腑に落ちません。「ダメなものはダメ」の20年以上も前の社民党の真似をされても何も解決しません。
米国議会や政府に対しては基地問題について強気の発言をしますが、中国に対しては沖縄県の一部である尖閣への領海侵犯を含めて何も言及しない翁長知事にも隠したい事があるのでしょうか?隠し事を持つ同士では進展は望めません。
マスメディアにしても普天間基地の固定化の問題、過去の経緯や最近の名護市住民の変化など肝心なことは何も発信せず、「誰があ~言った、こ~言った」と 言う低コストの(バラエティー)ニュース配信に留まっています。総務省や民法5局が独占する巨大既得権も待った無しで見直さねばいけません。
自衛権については問題があれば次の政権が見直せば良いだけです。今すぐに中国が攻めてくる理由も思いつきませんし、危ないと言えば(何をしでかすか分か らない)キム○○政権とISくらいのものだし、日本は軍事独裁の狂産党政権ではありませんから、きちっとした論戦や選挙を通じて解決すべき課題(問題では 無く)と思います。
余談ですが、以前に国際法を勉強した身としては最近の野党各党やマスメディアの論調に偏りがあり、不勉強の成せる業かとも感じている次第です。集団的自 衛権の通常の解釈であれば、例え米軍に頼まれても戦闘参加する義務は無いですし、明確な理由なく参加するようなら違法行為と見做される懸念もある訳ですか ら。しかも軍需産業にメリットの薄い日本が喜んで紛争地域に出ていくインセンティブもありません。国会答弁よろしく手前勝手で無責任な論調が随分ありま す。
賛否どちらにしても、きちっと説明できない政治家の資質に問題があります。
さて、8月後半から混乱している金融市場。こちらも直ぐにも中国をはじめとした主要新興国の経済が左前になり、今年度の日本企業の業績がマイナスになる と言ったことも無いでしょうし、原油価格にしてもシェールオイルの生産コストを大きく下回ると言うのも現実的ではありません。最近の乱高下の過剰な部分の 大半は特殊なマネーマーケット参加者(主にファンド)が主導しているものと思われます。
マーケットを動かすことで利潤を上げたい主体が活発に動いているだけであり、「彼らのお金には期限がある」ことを理解しなければなりません。我々の「期限が決められていないお金」の運用では彼らに振り回されることない方法を執ることです。
VIX(恐怖指数)が上昇したときに買い、落ち着くのを待つ(時間を利用する)戦略も王道の一つかと思います。
そんな観点から、8月末頃から9月初めにかけて、少額ですが「嘘だろ?」と感じた株式2銘柄(1銘柄は臨太郎さん銘柄)と海外債券に投資したところ、僅かですが既に含み益を持つことが出来ました。
MSCIコクサイ・インデックスも余り下げておらずホッとしていますし、そろそろ国内外REITも再検討しようと考えています。
新興国も必要に応じて景気対策を打ち出してくるでしょうし、FRBが利上げを延期したくらいですから、そう簡単にこのバブルは終わりそうもないと考えています。
(街のコンサルタント)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)