普段はなかなか見ることのできない工場内の映像をドローンで撮影し、その動画像をアナリストに見せた平田機工(6258)への評価がプレゼンの翌日にストップ高となるなど先週は急激に高まりました。

 まさに歴史的なドローン映像を用いたプレゼンを演出した同社の執行役員やIR担当者には2015年のIR功労賞を差し上げたいと思います。

 この映像は特別にクライアントから許可を得て撮影されたものも含まれ、自社サイトでは見ることができませんので、アナリストは普段見ることのできない平 田機工の熊本本社工場の全景とクライアントである、某自動車メーカーのラインを同時に見ることができた訳ですが、おそらく、今後のIRはドローンを用いた 手法が活発になると見られます。


 まさにドローン動画は凄い!!

 工場見学の代わりに普段は見ることのできない工場建屋の全景や内部のラインの状況などを見ることができるためです。不動産や運輸倉庫系企業、ショッピン グセンターなど商業施設運営企業、リゾートなどドローンを用いての映像を見せることでより企業の実態がつかめることになります。

 数字上の評価に加えて映像による実体の把握が今後のIR手法の一つとなりそうな予感がします。


(炎)


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