今日は一例として12月4日のAPLIX(3727)を取り上げる。
日本時間の12月3日夜、ECBが追加緩和を発表したが、買い入れ額が600億ユーロに据え置かれたため、市場は失望し、欧米株が大幅に下落、翌12月4日の日本市場は欧米株安を受け大幅下落してスタート。
同銘柄は12月1日から3営業日ストップ高しており、12月4日は前日比+227円高の1300円で寄付き、高値の1445円まで上昇し、終値1383円。
寄付き後すぐに上昇し、100円程度上の水準で終日推移した。
寄付きの買いが成功したパターンだが、背景に大幅安の影響で利益確定したい人、利益確定売りを急ぐ投資家が存在することで起こる低い寄付きの水準を利用し、投資に活かす手法である。
寄付きが高値になってしまう可能性もあるが、ストップ高すると思った銘柄が安く寄り付く場合もあるので、大幅ギャップダウン時の買い手法として活用して欲しい。
(Bコミ)
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