なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=「乱高下は金融相場から業績相場に移行時期の予兆か」=
(有料メルマガ第230回・2013/6/4配信号)
※注 2013年6月現在の内容ですので留意下さい。
【前略】
迷ったときは休むのも相場と、キャッシュポジションを高める方法もありますが、どう考えても『割安だ』と考えた銘柄群にシフトを続けてきて、買い値より 下げられた含み損状態のポートフォリオ銘柄も多いために、『ここで損切りしてしまうのは得策ではない』という思いも強いです。
【中略】
現物株投資しか行なっていないので、この程度の被害で済んでいますが、もしレバレッジをかけた信用取引などを行なっていたら、被害はこの程度ではすまな かったと思います。どんなに順調な株式投資の環境下にあったとしても、自分の経済的実力を大きく超えた資金規模での投資は行なうべきでは無いと考えていま す。
【中略】
しかし楽観は疑念に変り、相場環境は大きく変化しました。投資環境が悪化したので、日本株に強気だった投資家にも迷いが生じます。そうなると、上記のす べての条件を満たす企業があったとしても、その企業に投資していた既存投資家が、その株を売らなければならない事情を持っていると、株価が売られる可能性 も充分あります。
【中略】
このようなときこそ、投資対象の事業内容や資産背景をしっかりと調べた上で、より強いポートフォリオを再構築するチャンスにすべきだと感じています。
しかし買い急ぐと高値掴みをさせられて、イライラさせられることも多くなると予想されます。ここは去年までの低迷相場を思い出して、じっくりと安く買える我慢も重要な投資能力となってくると思います。
【中略】
もしもアベノミクスの第3の矢の成長戦略が評価されて、日本株に投資資金が雪崩れ込んで来るならば、そのときこそ業績相場がやってきて、日本を代表する ような高技術の大型株や総合商社の株が大きく上昇していくときが来ると期待しています。しかしその時が本当にやって来るのか。そしてやってくるならいつな のか。そう考えながら投資環境やウォッチ銘柄を観察しつつ、投資する銘柄は分散を強めて、好業績(低PER)で、資産の蓄積を充分に持っている出遅れ銘柄 にしていきたいと考えているところです。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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本日配信の有料メルマガでは、歴史ある内需100%の銘柄で、業績は好調に推移しており、今期も連続で最高利益を更新する予想で、所有不動産の含み益も大きい、長期保有優遇を導入した株主優待が人気の企業を、研究銘柄として掲載しています。
また、コラムでは、「企業の業績や資産価値が歯止めにならず、株価が下げ続けている企業が多いです。下げ止まったと勘違いして高値掴みをしないように十 分に割安な企業の株を、さらに安く買うチャンスを狙っていこうと考えています。」と題し、過去の経験から、現状の低調な相場に対する対応法と思考を披瀝し ています。
さらに、内容がよいのに投資環境の影響で株価下落の企業4銘柄を取り上げています。
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銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
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