株安の中で個別銘柄も信用の投げや換金売りで大きく値を消している銘柄が見受けられます。一方で低PER、低PBR、高配当利回りの銘柄には底堅い動きが見られます。


 先般来、100株以上の株主への優待制度を発表したエストラスト(3280)や三機サービス(6044)が人気化したほか、ハウスドゥ(3457)も優待制度の発表後、堅調な値動きを辿るなど実利を重視する個人投資家からの評価は高いようです。


 また、優待制度ではなく実際に増配を発表して株価が一時的にせよ上昇するケースが見られます。株価が下落すると配当が一定でも配当利回りは上昇します。 株価が下がらなくても配当が増える見通しであれば配当利回りは上昇します。そうした状況の銘柄は業績が極端に悪化しない限りは株価が配当利回りで下支えさ れることになります。


 そうした事例として和歌山県海南市に本社を置くガーデニング品の製造販売会社のタカショー(7590)や岡山市を拠点にする求人情報誌や住宅情報誌を手掛けるKG情報(2408)などが挙げられます。

 タカショーの場合は年1回の配当落ち後に株価が配当金以上に下落して一体何のための配当実施かわからない状況ですが、また1年後の配当落ち前には配当利回りや優待制度をベースにして評価されるものと見られます。

 これに対してKG情報(2408)は今期の予想配当利回りが4.7%と高い点が下支えになっています。


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(炎)


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