年末に体調を崩してしまい、もう喉やら鼻やらお腹やら、あらゆるところが悪いまま年越しとなった覆面次郎です。
 本当に思いますね、健康が第一だと……年明け早々ボヤいておりますが、みなさん明けましておめでとうございます。本年も何とぞワタクシ覆面次郎を擁護してやってください。

 新年一発目のコラムですから、2019年がどんな業界になるであろうかというのを次郎なりに予想してみとうございます。

 まず、すでに一部のメーカーの事業縮小の話題が入ってきていたりします
 パチメーカーって母体がとんでもなく金持ちで、パチンコの事業は趣味でやってますよーってとこもあるもんで、そういったメーカーにとってはどうってことない赤字だったりもするわけですが、深刻なメーカーもあるわけです。
 上場しているメーカーなんかとくにそうですね。

 撤退を決めるメーカーというのも、今年は出てくると思います。具体的なメーカー名は言えませんが……老舗メーカーも相当危ないと聞いています。

 撤退するメーカーを差し置いて、力を持ってくると予想されるのは……パチンコメーカーではなく、プライベートブランドを持つ大手ぱちんこチェーン店ですね。
 プライベートブランド機で成功の一例が今年出てくるようであれば大手チェーンがこぞってメーカーを使わずに自社開発するようになり、「そのチェーンでしか打てないぱちんこ台」というのが続々登場してきてもおかしくない状況です。
 うーん、これはメーカーにとってはますます居場所がなくなりますね……

 そうなれば、中小ホールにもチャンスが生まれます。
 なんとかお金をかけずにヒット台をオリジナルブランドで作ることができれば、大手チェーンを逆転することも夢じゃないってことです。

 んが、そんなことは夢のまた夢……という感じで夢破れて潰れていくホールも多いことでしょう。
 今年の年末にはスロットの旧基準機撤去のXデーも迫っていますからね。そこでの入れ替え費用が捻出できない中小ホールは散りゆく運命にあるかと。


 そうして出来上がっていく業界は、本当に強い信念、ぱちんこ愛を持つ一部のメーカー・ホールが生き残り、それはそれでいいことなんじゃないかと思う業界になっていくんじゃないかと思っています。

 今まで、なんとなしに業界の甘い蜜を吸っていたところというのが淘汰されていくのは決して悪いことではないと思いますね。


 そして来店イベントの規制により、山のようにいたライターも、本当に業界に対する愛を持った人だけが残っていくことになるでしょう。
 ワタクシ、覆面次郎のような強い業界愛あってこそ……生き残らせてくださいどうかどうか。

 というわけで、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

■次郎の色んな意味で注目の一台
・オッケー.「Pぱちんこ劇場霊」
 例によって京楽ブランドの小当たりラッシュ機ですが、「CRぱちんこクロユリ団地」以来のホラータイアップということで注目。小当たりラッシュの性能もかなり高いようです。
 クロユリ団地、大好きだったんですよね……スペックも良かったし。まあ、個人的な意見バリバリではありますが、注目させてください。


 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。