料理家・松本日奈さんが、台所を中心にまわる日常や「おいしい」に関わるモノやコト、台所仕事の負担を軽くして楽しいものにかえる“ひと工夫”をつづる連載「テーブルに ひと工夫」。
今回は、朝食やおつまみ、バレンタインなどのギフトにもぴったりの「チョコレートグラノーラ」の作り方を紹介します。
思いついたときにササっと作れる
気合いを入れなくても、夜の静かな時間やふと空いた時間でも簡単に作れてしまうおやつ「グラノーラ」。そのままでもおいしいですが、焼きたての熱いうちにチョコレートを絡めれば、部屋中に甘い香りが広がって、幸せな気持ちになれます。
チョコレートグラノーラ <材料>・オートミール
・ナッツ(クルミやアーモンドなど)
・いりごま
・メープルシロップ
・EX.V.オリーブオイル
・塩ひとつまみ
ドライフルーツ(ドライココナッツやレーズンなど)
板状のビターチョコレート(溶けやすいように細かく刻んでおく)
<作り方>
1)「・」印の材料をボウルに入れ、底からすくうようにして全体を混ぜる。
2)オーブンシートを敷いた天板にのせ、ぎゅっぎゅっと上から押さえるようにして平らにならす。
3)160℃のオーブンで、30分を目安に、表面に焼き色がつくまで焼く。
4)焼けたらオーブンから出し、熱いうちにボウルに入れ、チョコレートとドライフルーツを入れて混ぜあわせたら、できあがり。保存する場合は、よく冷ましてから容器に入れる。
そのままぽりぽりと食べるのはもちろん、ヨーグルトにかけておやつや朝食時に食べたり、チョコレートアイスに、バナナとグラノーラをトッピングしてパフェのようにして食べたりするのもおすすめ。ペッパーやシナモンをひと振りすると、いいアクセントになります。
ほんのり塩気を効かせたチョコレートグラノーラ。作り方や分量はこちらのページでも紹介しています。動画もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
松本日奈(まつもと・ひな)
料理家。北イタリア留学中に現地の料理人やマンマから料理を学ぶ。オリーブオイルや白バルサミコなどの調味料を使い、シンプルで素材を生かした家庭料理を提案。レシピ開発やケータリング、ひな弁と活動の幅を広げる。自宅などで開催する料理教室は毎回キャンセル待ちになるほどの人気ぶり。目黒区鷹番にある食材店「ラ・プティット・エピスリー」を営む夫、ふたりの娘、愛犬と暮らす。
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Text and Photo: 松本日奈
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