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ハンドドリップ派だったけど、“押すだけ”はやっぱりラクでした
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ハンドドリップ派だったけど、“押すだけ”はやっぱりラクでした

2024-01-14 08:30

    Text and Photographed by シラクマ

    ギズモード・ジャパンより転載:

    ボタンを押すだけで楽しめるカプセル式のコーヒーマシン。

    ハンドドリップ派の私にはいらないんじゃないかという思いがあって使ったことがありませんでしたが、今回メーカーさんからお貸し出し頂く機会があったので、1ヶ月半ほど使ってみることに。

    ずっと気になってはいましたが……、結論から言うと、思っていた以上に、なんならかなり気に入っているレベルで良かったんです。

    カプセル式コーヒー&ティーマシン

    今回導入してみたのが、アメリカの4世帯に1世帯以上(KEURIG Dr Pepper Annual report 2022年データ)で使われているという、KEURIG(キューリグ)のコーヒーマシン

    KEURIG キューリグ カプセル式コーヒーメーカー KB-01 ブラック 15,040 Amazonで見る 15,400 楽天で見る

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    新モデルの「KB-01」は、スリムでスタイリッシュなデザインが魅力で、幅10.0cm×奥行32.0cm×高さ29.0cmと、置く場所を選ばないサイズ感。わが家ではダイニングテーブルのちょっとした隙間にぴったりフィットしてくれています。

    ボタンを押すだけでいいってやっぱりラク

    使い方はシンプルで、本体上部にカプセルをセットしたらあとはポチッとボタンを押すだけ。

    電源を入れてから立ち上げまでに約15秒、そこから抽出に30秒ほどと、コーヒーを飲みたいと思ってから1分もあれば完成する。このスピード感がめちゃめちゃラクでいいんです。

    私の場合、朝の1杯はどれだけ忙しくても豆から挽いてハンドドリップでコーヒーを淹れるようにしています。自分の中で目覚めのスイッチになっていますし、やっぱり挽いたばかりの豆を使ったほうが味も香りものいいので。

    ただ、執筆中だったり何か作業をしているときにそれをやるのは正直面倒。そんなときにボタンひとつで素早く“インスタント以上のコーヒー”を飲めるのって、想像以上に快適でした。

    種類が豊富だから選ぶ楽しさがある

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    KEURIGのカプセルには、ドトールやサンマルク、上島珈琲店など、さまざまなチェーン店のコーヒーがあるのですが、この1杯ずつ違ったコーヒーを楽しめるというのも、使ってみていいな〜と思ったポイントです。

    それぞれにしっかりと味の違いがあるから、今日はどれにしようかな……と選ぶ楽しみがある。豆で何種類も常備しておくとなると管理が大変ですが、カプセル式の場合、保管場所や方法にそこまで気を使わなくていいので、その点でもラクでした。

    いちばん飲んでいるのは紅茶です

    ここまでは“コーヒーのマシン”として書いてきましたが、実は、個人的にいちばん気に入っているのは、おいしい紅茶も手軽に飲めること。

    私はコーヒー屋をやっていて、1日に2杯くらいはコーヒーを飲むのですが、最近はカフェインの取りすぎを気にして仕事以外の日には紅茶を飲むことが増えました。

    アフタヌーンティーやHARNEY & SONSなど、KEURIGには紅茶やお茶のカプセルも豊富。特にHARNEY & SONSはかなり本格的で、お気に入りの紅茶になっています。

    夏にどのくらい使うかが気になる

    毎日のお手入れはカプセルをセットする内部パーツを洗うだけだから、ドリッパーやサーバー、紅茶の場合はティーポットなど、そういったものよりもずっと簡単。

    結果的に、導入当初はあまり使わないかもな……と思っていた私が、この1ヶ月半は毎日1回以上は使っています。

    ただ気になる点もあって、“夏にどのくらい使うのかな”ということ。アイスモードもありますが、冷たいドリンクってゴクゴク飲みたいものじゃないですか。なので、コップ1杯ごとに抽出するマシンの出番はかなり減るんじゃないかなと懸念しています。

    まぁ、コンパクトだから出しっぱなしでもそこまで気にならないとは思うんですけどね。

    豆から挽いて抽出するコーヒーが趣味や嗜好品だとすると、カプセル式はもっとデイリーなもの。

    気軽においしいコーヒーを楽しみたいという人だけでなく、ハンドドリップ派やコーヒーにこだわりがある人にも導入するメリットは十分にありそうです。

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