Ashrita Furmanさんはニューヨーク州クイーンズに暮らす59歳。
健康食品店を営み、瞑想をこよなく愛するどこにでもいそうな普通のおじさんですが、彼が普通のおじさんと大きく違うのは、ギネス公認記録の世界最多保持者であるところです。
ギネスブックが発行されたのと同じ1954年生まれのFurmanさん。小さい頃からギネスブックが大好きで、自分のバイブルのように大切に、何度も何度も読んでいたそうです。
もともとあまり運動が得意ではなかったFurmanさんですが、1979年にジャンピング・ジャック(気をつけ!のポーズ→ジャンプして両手を上へ&両足を広げる→ジャンプしてまた気をつけ!のポーズ…を繰り返す体操)を2万7000回やって初めてギネス記録を樹立。彼は既に350以上もの記録を樹立してきました。世界のあちこちへ旅をしながら作った記録は本当にバラエティーに富んでいます。
例えば
・イギリスのストーンヘンジでバランスボールの上に最も長く立つ
・フランスのエッフェル塔で1時間に立ったり座ったりを最も多くやる
・オーストラリアのウルルで巨大フラフープを回す
・カンボジアのアンコール・ワットでホッピングしながら最も多く縄跳びをする
・中国の万里の長城をカンガルーボールで登り1マイルを最も早く進む
・エジプトのピラミッドでビリヤードのキューを指の上でバランスを保ったまま最も長い距離を進む
もうお気づきとは思いますが、Furmanさんは世界七大陸全てで世界記録を樹立しています。
なぜここまでギネス記録樹立にこだわるのか。そんな息子をご両親はどう見ているのか。
下で紹介する動画は、「次は竹馬でマチュピチュに登るぞ!」と意気揚々なFurmanさんを追いながらAshrita Furmanという人物とその興味深い人生を映し出すドキュメンタリーです。
どんなにくだらない記録でもとても真剣に取り組み、そして記録を樹立した時に見せる彼の屈託の無い笑顔を見るとなんだか観ているこちらも楽しくなってしまいます。