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Photo by Getty Images
あの人の目からはどんな風に世界が映っているのだろう…。
他人の色の見え方をシミュレーションしているアプリ、「色のシミュレータ」のご紹介です。
様々な色覚特性を持つ人の色の見え方を体験するための“色覚シミュレーションツール”として、医学博士・メディアデザイン学博士である浅田一憲氏により、色彩学の理論を使用して開発されました。
春らしい、色鮮やかなTETE HOMMEのジャケット。
実はこの4つの区分、同じアイテムを見ているのです。色の捉え方が様々なのがわかりますか?
男性の約5%が、赤と緑の色の区別がしにくい、濃い赤が見えにくいなどの色覚的な特徴があると言われています。
色覚タイプには主に、C:一般型、P:1型、D:2型、T:3型の4種があることが知られており、それぞれのタイプや強度によって色の見え方が違うよう。
また、1~3型の色覚タイプを持つ人は、一般型の人なら異なって見える多くの色が、同じ色に見えてしまうという特徴があるとのこと。
別の被写体をかざして見ましょう。こちらは、加藤和孝氏の銅版画です。
Cが一般的な見え方に対して、PとDは赤が茶色に、また緑も茶色のように見えます。逆にTは全体の色バランスが白と赤と緑のような世界です。
もう1枚は本来、青のグラデーションのTETE HOMME×beauty:beastのデジタル迷彩Tシャツ。Tはまるでカーキのような色合いです。
1つのものを撮っても見え方がまったく異なることに驚くと同時に、このアプリのすごさに感心しますよね。
また、これらの色の見え方は、色を感知する錐体細胞の働きを計算することによって、ある程度予測することが可能とのこと。
ダウンロードは以下からどうぞ。
[色のシミュレータ]
RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2014/03/131782/