さて、さまざまな作業を行っていく上で、優先順位が下の方になってしまった『有料メルマガ批評』ですが、これから遅れを取り戻すべく、頑張って執筆をしたいと思っているのですが……。イケダハヤト氏の有料購読者数が、1カ月100名を超えたという比較的明るいニュースがある一方で、安藤美冬氏と梅木雄平氏が有料メルマガから撤退することを発表しました。
安藤美冬のワーク&ライフスタイル研究所(ラボ)
http://www.webdoku.jp/premium/merumaga/page/ando.html
「安藤美冬のワーク&ライフスタイル研究所(ラボ)」は2月末をもって休刊させていただきます。最終配信日は2月第4火曜日の2月25日となります。長らく本メルマガをご愛顧いただき誠にありがとうございました。安藤氏の有料メルマガが創刊されたの2013年4月23日のこと。約10カ月間での休刊となってしまいました。安藤氏の有料メルマガは約2週間で350人以上が購読(http://blog.andomifuyu.com/archives/824)。2013年6月1日には「購読者数まもなく400名!」(https://twitter.com/andomifuyu_PR/status/340817062106644480)と、購読者数の増加は順調なようでしたが……。安藤氏の有料メルマガは第7号までしか購読していないので、最近の内容は分からないのですが、あれだけのボリュームを維持するのは、かなり困難だったのではと思います。
梅木雄平のThe Startupメルマガ
http://magazine.livedoor.com/magazine/79
読者の皆様には大変心苦しいですが、2014年1月末を持って本メルマガを終了したいと思います。書き手の収益手法として注目されている有料メルマガですが、僕自身は相性が悪かったのと、実際に書き手としてやってみた実感値として有料メルマガ市場自体が爆発的に伸びることはないだろうなと思いました。梅木氏の有料オンラインサロン「Umeki Salon」(http://synapse.am/contents/monthly/yuhei.umeki)には約200名の参加者がいるので、梅木氏自身が分析するように「相性」の問題だったのかもしれません。
著名人の皆さんも、有料メルマガで苦戦をしているのですが、それも無理はありません。「夜間飛行」代表取締役の井之上達矢氏は、次のように指摘しています。
http://ch.nicovideo.jp/blopro/blomaga/ar448404
ここで非常に重要な「前提」を共有しておきたいと思います。そもそも「文章コンテンツを有料で売る」という事業は、ハイパーレッドオーシャン事業だということです。井之上氏は、「コミュニケーションを売るしかない」という結論を提示するのですが、これはまさに、梅木氏の例に当てはまります。「コミュニケーション」を売りにする有料オンラインサロンでは成功できたが、「コンテンツ」を売りにした有料メルマガは早期撤退となっています。
で、結局、何が言いたいのかというと、こうです。これからも『有料メルマガ批評』は継続していきますので、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。