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白めがね大津尚之の書くby佐世保 Vol.12
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白めがね大津尚之の書くby佐世保 Vol.12

2017-07-31 16:52

     20177月。

    男性61名、女性17名が競輪選手として

    新たなスタートを切った。

     

    長崎支部からは4選手がデビュー。
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    写真上左から

    白濱一平(しらはま かずひら)選手。

    山崎賢人(やまさき けんと)選手。

    平尾一晃(ひらお かずあき)選手。

    山口龍也(やまぐち りゅうや)選手。

     

    競輪学校時代を在校2位で卒業。

    デビュー前から非常に注目されていた

    山崎賢人選手はデビュー戦で完全優勝。

    デビュー二場所目となった地元させぼ競輪場での

    レースも三日間全て一着で、

    連勝記録を6に伸ばした(7月31日現在)

    8月19日から行われる武雄競輪場での戦いで

    3連勝をすると、

    計9連勝となり上のクラスへ特別昇班が決まる。

    余談ではあるが、今現在競輪界に

    「山崎」姓の選手は5名在籍しているが、

    5名とも九州の選手である。

     

    平尾選手は、させぼ競輪場のCS中継でも

    おなじみ解説の

    平尾昌也さんの息子さんである。

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    防府でのデビュー戦後、平尾さんに内緒で

    させぼ競輪のCS中継に現れ、

    お父さんに感謝の手紙を披露していた。

    その時の感想を聞くと

    「オイと比べて顔が小さかばい。」

    と話をはぐらかされたが、

    その顔はどこか嬉しそうだった。

     

    白濱選手は、優勝こそないもののデビュー戦で二勝。

    先日行われた地元戦でも同地区の先輩を連れて

    ワンツーを決めるなどスピードを活かした走りを披露。

     

    山口選手は、デビュー二戦目で落車の

    アクシデントに見舞われたが

    その後、富山競輪場のレースで二日目に

    嬉しいプロ初勝利を挙げた。

     

    期待と不安。

    その割合は選手それぞれ違うだろう。

    「同期には負けたくない。」

    「あの人のようになりたい。」

    「恩返しがしたい。」

    その一つ一つの思いが、「プロ」として

    「選手」として人を成長させていくように感じる。

     

    光陰矢の如し。

    早いもので私も喋りを生業にして

    今年で10年目を迎えた。

     

    学生時代に所属していた放送部で一年生の時

    「青空がとても綺麗です。」

    という一文を読んだ際に、

    講師に来ていたプロのナレーターの方に

    「プロ向きの声をしているな。」と言われ、

    この道を決めた。

    期待しかなかった。

     

    あれから14年。

    気が付けば、当たり前の日常を過ごし

    、毎日をただ生活してしまっている。

    7月。

    新人選手と話をし、あの時の気持ちを、

    あの時の瞳の輝きを今一度思い出させてもらった。

     

    今年の夏は例年以上に暑くなると

    ニュースで言っている。

     

    今日も青空がとても綺麗だ。

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