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阿川佐和子のこの人に会いたい 第1503回 石井岳龍〈映画監督〉
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
箱の中から失礼しま~す! 今年生誕百年を迎えた安部公房さんの代表作『箱男』。その名作を映画化した石井岳龍監督が今週のゲストです。安部さんに直接映画化権を貰った三十年前から遂に完成に至るまでの執念の記録!
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上沼恵美子の「人生“笑”談」白黒つけましょ 第33回「子どもの結婚と孫どう考えたらいい?」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
オリンピックが終わりましたね。印象的な場面はたくさんありましたが、つくづく思ったのは、最近の日本の若い選手たちは大舞台でも物怖じしませんね。昔は顔面蒼白で実力を出しきれない選手もいた気がしますが、今はみんな自然体で結果を出すのは凄いなと思います。 開会式の中継などでパリの街並みが映ったのも嬉し...
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ツチヤの口車 第1354回 土屋賢二「計画通りにいかない」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
旅行するとき、詳細な計画を作る人がいる。分刻みで計画を立てる人もいる。たとえばこうだ。 ○○寺に着いたら二十四分間拝観、その後すぐに△△行きのバスに乗って××の滝へ。滝を背景にして写真を撮る。十二分後、評判の蕎麦屋でざる蕎麦を食べるため、□□行きのバスに乗る。蕎麦を食べた後は徒歩十七分で温泉宿に着く。...
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いまなんつった? 第795回 宮藤官九郎「呼んで欲しいなぁ」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
ドラマ『終りに見た街』の脚本を担当しました。 山田太一先生が1982年に書いた名作ドラマの、2度目のリメイクです。 つーか、どうした宮藤、いくらなんでも働きすぎ。借金でもあるのか。そんな声が聞こえて来そう。1月期と7月期に連続ドラマ、なおかつ間に去年作った配信ドラマが地上波で流れ、秋にスペシャルドラマ...
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人生エロエロ 第594回 みうらじゅん「タメ口な彼女」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。 日帰り温泉に行った帰り、ムーミンバレーパークに寄った。そこは埼玉県飯能市にあるムーミンの世界を再現した施設。 アウト老の僕には不向きな場所と思われそうだが、「カルピスまんが劇場」を見て育った世代。当然、ムーミンは岸田今日子さんの声で今も脳裏に焼き付い...
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川柳のらりくらり 第1015回 選・柳家喬太郎 お題「食べ歩き」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
食べ歩き物によっては歩き食い (埼玉県 梅崎義則 69歳) あー、そうかぁー……! うーん、あぁ、そうかぁ……そうなのね、今はそう言うのかぁ……! うーん……。 今週のお題ね、ほうぼうを食べ歩く、いろんな物を食べ歩く、そういう意味の「食べ歩き」ってつもりだったんですよ。だって、食べ歩きってそういう意...
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サイバーエージェント社長 藤田晋のリーチ・ツモ・ドラ1 第15回「夏休みの過ごし方」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
幻冬舎の見城徹社長との共著で、2011年に「憂鬱でなければ、仕事じゃない」、2013年に「絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ」、この2冊を出版した。これらの本は、見城さんが言葉を選び、それについての見城さんと私の往復書簡のような形で構成されている。 本としてもなかなか売れたんだけど、私にとっては...
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宇垣総裁のマンガ党宣言! 宇垣美里 第128回「さよならの予感が漂う静謐な夜の旅」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
眠れない夜は寝室の電気を消して、代わりに小さなプラネタリウムをセットする。カーテンもリネンも濃紺に揃えた部屋の天井を覆う朧げな光。壁にぴったりお尻をつけて足を垂直に上げると、天地があやふやになってなんだか海の底にいるみたい。『星旅少年-Planetarium ghost travel-』の読後感はその時の浮遊感ととても...
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テレビ健康診断 第984回 亀和田武「市川実日子と中島歩が交わすゆったりとした贅沢な会話」『À Table!~ノスタルジック
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
クーラーを強めにしないと夜でも汗ばむ猛暑だけれど、水曜日の夜だけはしばし暑さを忘れている。 一〇時からの『新宿野戦病院』はファンキーでシリアス、なのに腹かかえて笑える快作だし、その直後の『À Table!(ア・ターブル)~ノスタルジックな休日~』は映像も会話もクールで静謐。なので体感温度が五度は下がる...
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春日太一の木曜邦画劇場 第596回「元海軍の監督と元特攻隊の脚本家。自身の生の感情が生む想いの数々」『人間魚雷回天』
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
今回は『人間魚雷回天』を取り上げる。前回の『戦艦大和』と同様、新東宝が大蔵貢社長による復古的な戦争映画を作るようになる以前の、反戦メッセージの強い作品だ。 回天とは太平洋戦争中に軍が開発した魚雷だ。だが、それは尋常ならざる兵器だった。 兵が一人で乗り込んで自ら操縦し、敵艦へと突っ込んでいくのだ...
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トントン雑記 Vol.307 ~起きるつもりはあった気がするよタブンネ~
コメ31 ブロマガの主役は我々だ! 2ヶ月前
おっすおっすトントンですすっかりブロマガのことを忘れてたわいうて先週の鬱先生も忘れてたみたいやし多少はねなんか台風が死ぬほどゆっくりらしいなしかもなんか進路変更して九州のほうまで回ってるとか……925hpaらしいし結構やばそうマジで危なそうなんで気をつけてほしいっすねぇまぁ台風自体は上陸したら力は弱くな...
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中心をもたない、現象としてのゲームについて 第41回 第5章-7ハブとしての循環概念を評価する|井上明人
コメ0 PLANETS Mail Magazine 2ヶ月前
ゲーム研究者の井上明人さんが、〈遊び〉の原理の追求から〈ゲーム〉という概念の本質を問う『中心をもたない、現象としてのゲームについて』。 「遊び-ゲーム」の分節を説明できる理論はいかにして可能なのか。「インタラクション」「学習」「循環」といった概念でそれを記述する困難を確認しつつ、改めて「遊び-ゲーム...
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筑附で「異例の成績」悠仁さまの“真実”《秋篠宮家の帝王教育は大丈夫か?》
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
九月には成年となられる悠仁さま。高校三年生の今、大学受験に向けた準備の只中にあるとされる。そんな悠仁さまをめぐり、衝撃的な証言がもたらされた。次代の天皇・悠仁さまの帝王教育に、何が起きているのか――。●東大 毎年20名超 筑附で「授業についていくのが…」●人体の絵に関心、トンボは好きだが蛍は「つまらない...
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長嶋茂雄(88)の「20億円終活」と「新財団」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
昨年、新財団を設立したミスターと、それを支える三奈。絶縁状態の一茂は相続放棄を公言し、母が一人眠るハワイの墓に入りたいという。総額20億円に迫る資産の行方は――。
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《スクープ撮》自民後釜議員 森由起子もガテン系愛人と乱倫生活!〈宮沢“切腹”で繰り上げ当選〉
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
すっかり夜の帳が降りた三重県四日市市の住宅街。その一角に佇むカフェに一組の男女の姿があった。黒いジャケット姿の女性とツーブロックに刈り上げた男性は合流すると、しばらくの間、食事を楽しむのだった。 三十分後、男性が店を出て行く。向かった先は妻子が待つ自宅ではない。カフェと隣接するマンションへと歩...
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《「運命のプロポーズ」から10年半》小室圭さん&眞子さん 青春秘話〈寮でダンス、抜群プレゼン、エレベーターで「長旅
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
小室眞子さんが圭さんと運命の出会いを果たしたICU。それは現在の悠仁さま同様、眞子さんが受験生として初めて自ら選んだ進路だった。最初は人見知りだった眞子さんはやがて……。いま蘇る、キャンパス青春秘話。
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ウェンカムイ「死刑囚・木嶋佳苗の生痕」《新連載》第1回 石井妙子「断崖──父と娘」〈「女帝 小池百合子」の著者、渾身
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
自殺にみせかけ婚活相手を次々殺めたとして、死刑判決が下った希代の“悪女”――木嶋佳苗はいつ、どこで道を踏み外したのか。その半生を追うノンフィクション開幕。
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《パリ五輪 5大ワイド》柔道 疑惑の「女性審判2人」とズルーレットを決めた「カジノ会長」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
スクリーンに大写しされたルーレットが期待通りの目に止まると、地響きのような歓声が響いた。八月三日(現地時間)の柔道混合団体決勝。三勝三敗で迎えた代表戦で、フランスのテディ・リネール(35)の登場が決まったのだ。彼は試合後、こう語っている。「あれは運命だった」 おい、「待て」。それは本当か?
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《パリ五輪 5大ワイド》「キャプテン拒否」バレー 石川祐希が嫌な奴だった頃
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
「責任を感じています」 ベスト4目前で敗れ去ったバレーボール男子日本代表。キャプテンの石川祐希(28)は準々決勝の試合後、そう悔しさを滲ませた。
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《パリ五輪 5大ワイド》「筋トレ嫌」やり投げ 北口榛花がチェコ語で涙の猛反論!
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
「デービッド・セケラックコーチがチェコから来日していた五月十四日のことです。コーチと日本サポートチームで、五輪に向けた話し合いが行われました。そこで北口選手は――」 こう明かすのは、足立和隆・元筑波大学准教授。陸上女子やり投げ日本代表の北口榛花(はるか・26)に、二〇二〇年より解剖学の観点から助言を...
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《パリ五輪 5大ワイド》体操 岡慎之助を「金」3つに導いた20冊の読書リスト
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
「逸材の覚醒だよ」 体操関係者はそう頬を緩ませる。男子団体、個人総合、種目別鉄棒で三つの金メダルを獲得した岡慎之助(20)。大活躍の陰には――。
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対策班リーダーが証言OSO18「掌が腫れていた訳」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
二〇二三年七月三十日。北海道東部の釧路町で一頭のヒグマが駆除された。「OSO18」と名付けられたそのクマは四年間で六十六頭もの牛を襲っていた。 そのOSOが駆除されたことで騒動は一応の決着を見たが、「OSO18特別対策班(以下・対策班)」リーダーの藤本靖氏は違和感を拭いきれなかった。「いったい、なんで掌がこ...
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《ドキュメント連載(4)》大野寿子さん 余命1カ月を生きる「難病の子どもたちの夢を叶えたい」(毎日新聞論説委員・小
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
七月二十七日、本の追加発注分がついに届く。その三日前、大野さんを訪れたのは今年一月に亡くなった吉村和馬さんの家族だった。
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〈名医、有識者「7賢人」がこっそり教える〉70歳でも元気に働くための「私の3ルール」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
「70歳でも元気に働く」をテーマに様々な角度から健康を考える好評連載の特別編。誌面に登場する名医、識者7名が自身の健康維持のために行っている3つの秘策を公開。夏休み中に思わずマネをしたくなる21のルール。
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〈永久保存版〉墓じまいの手続き“完全リスト”
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
現代人を悩ませる故郷にあるお墓の行く末。墓じまいをしたいと思っても、最初の一歩が踏み出せない人も多い。そこで小誌は親族への相談の仕方から、お寺へのお布施額まで、必要な手続きを総力取材。最新版の完全リスト!●寺の前に親族を説得●離檀料30万以上だったら要注意●行政書士同席も一手●墓撤去費用最大50万、最少...
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夜ふけのなわとび 第1853回 林真理子「オリンピックウィーク」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
オリンピックが盛り上がってきた。 毎日メダルラッシュが続き、さまざまなドラマがある。 私はこれまで、スケートボードやBMX競技といったものにほとんど興味を持たなかった。それなのについ見入ってしまう。 しかしそれにしても、どうしてあんなことが出来るのだろうか。水泳、体操、柔道といったものは、まだ頭の...
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上沼恵美子の「人生“笑”談」白黒つけましょ 第32回「上沼さんの怪談を聞かせて下さい」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
Q はじめまして。私は「週刊文春」編集部のイケダと申します。この度は上沼さんにお願いがございまして、このような投稿をさせていただきました。 実はこの夏の特大号では「怪談夜話」と題して、怪談・ホラー特集を展開しております。上沼さんは以前、この連載で「(自分には)霊感がある」とお書きになっていました。...
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ツチヤの口車 第1353回 土屋賢二「勉強禁止の喫茶店」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
少し遠出して見つけた喫茶店でくつろいでいると、驚いたことに、勉強を始めた青年にウェイトレスが「すみません。ここは勉強禁止です」と言った。 温厚なわたしも腹が立った。ウェイトレスに言う。「若者はこれからの日本を背負って立つんだ。ここで勉強したことが将来の日本を救うことにつながるかもしれない。目先...
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人生エロエロ 第593回 みうらじゅん「海女に呼ばれて」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。『ひとりでできるもん!』 とは、その昔NHK教育テレビでやっていた子供番組である。 僕はその日、“ひとりでできるもん!”と、強く心に念じながら、スマホで映画の予約を取ろうとした。 今までにも何度かチャレンジしたことがあったが、うまくいかず結局、当日映画館でチ...
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川柳のらりくらり 第1014回 選・柳家喬太郎 お題「自家製」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
ほうぼうの地方に伺うと、コンビニでも土地の色が出ている商品を売ってたりして、なんだかちょっと嬉しくなります。以前、北海道のコンビニで買ったジンギスカン弁当、あれ旨かったなぁ。コンビニもいろいろ工夫を凝らしていて、棚を見ているだけでも楽しくなります。中には、自家製の、その店でこさえてる弁当を売っ...
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町山智浩の言霊USA 第734回「Cat lady(猫おばさん)」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
バイデンがついに降りた。再選はあきらめて、大統領の執務に専念し、次期大統領候補にカマラ・ハリス副大統領(59歳)を推薦すると言って。 これでDembargoが解除された。Democrats(民主党員)とEmbargo(輸出禁止令)の合成語で、ジョージ・クルーニーやアビゲイル・ディズニー(ウォルト・ディズニーの兄の孫)な...
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サイバーエージェント社長 藤田晋のリーチ・ツモ・ドラ1 第14回「ワイン外交が効いている証拠」
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
「藤田さんは普段、どんなお酒を飲まれるんですか?」。相手と初めて会食する時に、よくこのことを聞かれる。それに対する私の答えは決まっていて、「ありとあらゆる酒を飲みます」である。昔はマッコリだけ、甘ったるい気がして苦手だったんだけど、ある日、焼肉屋で非常にうまいマッコリを発見して以来、いくらでも飲...
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テレビ健康診断 第983回 戸部田誠(てれびのスキマ)「知っているようで知らない“性”を学問的に掘り下げる」『はなしち
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
「なんで、まんこって言っちゃいけないんだろうね?」ピー音の修正など一切なく、そんなラランド・サーヤの一言が、NHK Eテレの『はなしちゃお!』で放送された。サーヤは、男性器の名称はバラエティ番組などでも、多少の修正は入るにしても普通に発言されるのに、女性器の名称は「禁句」のように扱われるのが、純粋な疑...
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春日太一の木曜邦画劇場 第595回「無謀な出撃論、不安を抱える兵。『死』の予感が静かに漂い続ける」『戦艦大和』
コメ0 週刊文春デジタル 2ヶ月前
新東宝の戦争映画といえば、前回の『明治天皇と日露大戦争』のような、天皇を軸にした復古調の内容ばかりだという印象を持っている年配の方も少なくないかもしれない。 ただ、それは大蔵貢が社長に就任して自ら企画に携わるようになった一九五六年の『軍神山本元帥と連合艦隊』以降のこと。それ以前は、どちらかとい...