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夜ふけのなわとび 第1855回 林真理子「懐かしのテニスコート」
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週刊文春デジタル 7ヶ月前
軽井沢に出かけた。 ここに滞在するのは二年ぶりである。昨年の夏は不祥事により(しつこいな)、毎日大学本部に詰めていて一日も夏休みがなかったからだ。 昭和三十年代に建てられた、平屋の古い家であるが、ところどころ手を入れている。あれはここを買ってすぐの頃、編集者六人ぐらいとバーベキューをしていた。...
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夜ふけのなわとび 第1854回 林真理子「開会式を自慢する」
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週刊文春デジタル 7ヶ月前
八月になると、私のスマホに“自慢話”が増えていく。 夏のバカンス「ここ行った。いいでしょ」の写真である。ヨーロッパのワインツアーやハワイ旅行もあるが、この頃多いのがパーティーの報告。 クルーザーでシャンパンを飲みながら、「これからみなとみらいで花火を見ます」 というのがあったかと思うと、軽井沢で...
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夜ふけのなわとび 第1853回 林真理子「オリンピックウィーク」
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週刊文春デジタル 7ヶ月前
オリンピックが盛り上がってきた。 毎日メダルラッシュが続き、さまざまなドラマがある。 私はこれまで、スケートボードやBMX競技といったものにほとんど興味を持たなかった。それなのについ見入ってしまう。 しかしそれにしても、どうしてあんなことが出来るのだろうか。水泳、体操、柔道といったものは、まだ頭の...
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夜ふけのなわとび 第1852回 林真理子「京の女性リーダー」
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週刊文春デジタル 7ヶ月前
久しぶりに京都に。 こちらの公認会計士さんの協会の総会で、講演をするためである。 実はこの講演会は昨年行なわれるはずであった。しかし大学の不祥事があり、キャンセルとなっていたのだ。「今年は開催出来て本当によかったですねー」 顔をほころばせるのは、日大で常務理事をやってくださっているA氏である。元...
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夜ふけのなわとび 第1851回 林真理子「推します」
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週刊文春デジタル 7ヶ月前
トランプさんが無事で本当によかった。 銃弾が耳を貫通しながらも助かったとは、なんという強運の持ち主であろうか。 それにしても、この強運をも含めて、トランプさんというのは、アメリカの大衆(全部とはいわないが)の心をつかむように運命づけられていると思う。 血を流しながらも、こぶしをあげている姿に人...
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夜ふけのなわとび 第1850回 林真理子「選択を超えて」
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週刊文春デジタル 7ヶ月前
東京都知事選が終わった。 予想どおり小池さんの圧勝だったが、意外だったのは二位に蓮舫さんではなく、石丸伸二さんが入ったこと。 追い上げがすごかったが、まさかここまでいくとは思ってもみなかった。十代、二十代はぶっちぎりの支持一位だったという。ネットがつくり上げたパワー。 新しい政治家の誕生かと、...
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夜ふけのなわとび 第1849回 林真理子「行進が始まる」
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週刊文春デジタル 7ヶ月前
この原稿を書いているのが木曜日。 日曜日の東京都知事選投開票日までもうすぐだ。都内は“白熱”といいたいところであるが、全くといっていいほど選挙カーを見ない。 何日か前、銀座に行った時、石丸さんの車をちらっと見たのが一度きりだ。 下馬評によると、石丸さんがすごい勢いで追い上げているというが、蓮舫さ...
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夜ふけのなわとび 第1848回 林真理子「労災はありません」
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週刊文春デジタル 7ヶ月前
私のトシだと、たいていの友人、知人に孫がいる。 孫は本当に可愛いものらしい。仲よしのある男性は、待望の孫が出来て大喜び。そのコの姿をLINEのスタンプにしている。「OK」 の返事に、幼児が手を拡げている写真が送られてくるのはなかなか微笑ましい。彼がやり手のビジネスマンなのでなおさらだ。 若くてキレイ...
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夜ふけのなわとび 第1847回 林真理子「七十歳でわかったこと」
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週刊文春デジタル 7ヶ月前
七十歳になったら、してはいけないことがいくつかある、ということに気づいた今日この頃である。 まずはものを食べながら、新聞や雑誌を読んではいけないということ。 午前中の長い会議が終わり、自分の席で昼食をとるのは、何よりもホッとする時間。秘書課の女性がお弁当を運んできてくれる。このお弁当は、役員フ...
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夜ふけのなわとび 第1846回 林真理子「文化の壁」
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週刊文春デジタル 7ヶ月前
本の宣伝のようになって恐縮であるが、三年前に『小説8050』という本を出した。 これは引き込もりをテーマにしたもの。大きな社会問題ということで、NHKで取り上げてくれたこともあり、ベストセラーになった。 今回それが文庫化され、プロモーションを兼ねて講演会を行なうことになった。協賛は新潮社である。新潮社...
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夜ふけのなわとび 第1845回 林真理子「ドーナツが食べたい!」
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週刊文春デジタル 7ヶ月前
今日は楽しみにしていた“ドーナツの日”である。 人気のドーナツを三百個、わが日大生に配る。今日行くのは三軒茶屋キャンパス。二つの学部があるところだ。 それは三ヶ月前のこと、若い職員たちと話していた。議題はどうやったら、学生を元気づけられるかということ。「お菓子を配ったらどうですかね」「子どもじゃ...
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夜ふけのなわとび 第1844回 林真理子「ベルトコンベア」
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週刊文春デジタル 10ヶ月前
今朝もまた泣いてしまった。 朝ドラ「虎に翼」である。愛する夫を思い出しながら、寅子(ともこ)が河原で焼きとりを食べるシーンだ。 その前は寅子のお兄さんが戦死し、そしてあのやさしい優三さんも戦病死していた。あまりにも可哀想過ぎるではないか。 そして私は亡くなったご本人たちにも、思いを馳せずにはい...
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夜ふけのなわとび 第1843回 林真理子「言葉は、弱くて強い」
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週刊文春デジタル 10ヶ月前
私は本当にわからない。 上川陽子外務大臣の発言である。「大きな、大きな命を預かる仕事であります。今、一歩を踏み出していただいたこの方(推薦候補)を私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」 かなり長く引用したが、切り取られる時は、「私たち女性がうまずして」 から始まる。 この発言が、出産をしな...
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サイバーエージェント社長 藤田晋のリーチ・ツモ・ドラ1 第4回「林真理子さんのアドバイス」
コメ0
週刊文春デジタル 10ヶ月前
お友達付き合いをさせてもらっている林真理子さんから、「週刊文春で藤田さんの連載始まりましたね」とLINEが来た。私は内心、ついに来たかと、見つかるべくしてこの人に見つかったことに胸が高鳴った。同じ雑誌で連載を始めたのだから当たり前である。 連載の依頼をお引き受けした時に、真理子さんの連載のことはも...
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夜ふけのなわとび 第1842回 林真理子「見出しについて」
コメ0
週刊文春デジタル 11ヶ月前
最近の女性週刊誌のスターは、なんといっても愛子さまであろう。「女性自身」や「女性セブン」のカラーグラビアは、愛子さまのファッションが占めるようになった。お召しになっているのは、ごく普通のものであるが、すごい気品が漂う。オーラといってもいい。「生まれついての皇族の方は、こうも違うものだろうか……」...
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夜ふけのなわとび 第1841回 林真理子「ゴールデンウィーク」
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週刊文春デジタル 11ヶ月前
昔からゴールデンウィークに、どこかに出かける、という習慣はなかった。 親が元気だった頃は、毎年故郷に帰っていたが、この頃はうちでゴロゴロしている。 海外旅行に行く人の気がしれない。どこかに出かけようにも、空港も飛行機も人でいっぱい。手荷物検査場の前に長い行列が出来ているのをテレビで見るだけでげ...
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夜ふけのなわとび 第1840回 林真理子「暖簾」
コメ0
週刊文春デジタル 11ヶ月前
いやあ、本当にびっくりした。 暖簾(のれん)の話である。 テレビを見ていたら、すっかりさびれた温泉街を特集していた。廃業してそのままになっているホテルや大型旅館が建ち並んでいて、まるでゴーストタウンである。玄関が壊れたまま猿の住み家となっているところも多いという。「中には暖簾がそのままになって...
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がんばれ[林真理子]
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オレたち将棋ん族ZOKU 18ヶ月前
日大芸術学部出身の作家林真理子さんが日大理事長をやってます。よりによってあのアメリカンフットボール部の寮でよくないものが出てきたりしました。どデカい大学を誰が管理出来ましょう。
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新ドラ『不機嫌な果実』栗山千明のベッドシーン&シャワーシーンがセクシーすぎて大きな話題に
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AOLニュース 109ヶ月前
林真理子原作の人気小説をドラマ化した『不機嫌な果実』(テレビ朝日)第1話が放送された4月29日夜、ネット上の男性視聴者の間では、主人公の人妻・麻也子を演じる栗山千明のセクシーなベッドシーン&シャワーシーンが大きな話題となった。初回となったこの日は、極度のマザコン&潔癖症の夫・航一(稲垣吾郎)と
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「不機嫌な果実」「コントレール」
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小林よしのりライジング 109ヶ月前
; 昨夜、「不機嫌な果実」という不倫ドラマを見た。 林真理子が書いた小説が原作で、栗山千明、高梨臨、 橋本マナミというわしの好きな美女ばかり揃っていて、 興味津々。 特に栗山千明は「キルビル」で見て以降、非日常 […]
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【号外】 ananが、通巻2000号を迎えました。表紙は嵐!~マガジンハウス担当者の今推し本『anan 2000! 特別記念号』
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ゲーム実況ブロマガ「ゲキマガ」 109ヶ月前
こんにちは、マガジンハウスです。今回おすすめしたい一冊は、本ではなく雑誌です。マガジンハウスに現存する最古の雑誌……そう、『anan』! 1970年3月3日の創刊から46年(マライア・キャリーと同じ年)、この4/13に発売された最新号で、なんと2000号となりました。その記念すべき最新号は、内容も企画も色々とスペシャ...
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【号外】 ananが、通巻2000号を迎えました。表紙は嵐!~マガジンハウス担当者の今推し本『anan 2000! 特別記念号』
コメ0
ゲーム実況ブロマガ 109ヶ月前
こんにちは、マガジンハウスです。今回おすすめしたい一冊は、本ではなく雑誌です。マガジンハウスに現存する最古の雑誌……そう、『anan』! 1970年3月3日の創刊から46年(マライア・キャリーと同じ年)、この4/13に発売された最新号で、なんと2000号となりました。その記念すべき最新号は、内容も企画も色々とスペシャ...
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深田祐介氏について
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小林よしのりライジング 130ヶ月前
; 深田祐介氏が亡くなったのは驚いた。 「新しい歴史教科書をつくる会」が発足する時、 呼びかけ人として名を連ねた同志だった。 阿川佐和子、林真理子両氏は、深田氏が誘って 名を連ねることになったのだが、 記者会見 [...]
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芥川賞&直木賞の150回記念フェスで、林真理子と浅田次郎の対談を聞く
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カフェグローブチャンネル 136ヶ月前
昭和10年に創設された芥川賞と直木賞が、今回で150回を迎えました。それを記念して、受賞作家たちと読者が楽しむ文芸イベント「第150回記念 芥川賞&直木賞FESTIVAL」が、3月1日(土)、3月2... 続きを読?