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「ラジオパーソナリティー」
コメ2 草の根広告社 50ヶ月前
大抵は日曜の夜か月曜の夜。娘が眠った後に収録していた。そのまま編集しながら選曲し、整音してmixしたものを検聴しながら眠りにつく。ところが最終回用に作った音源に限って聴き始めて五分も経たないうちに眠ってしまった。編集していたときからのなんか違うんだよなという想いが、これじゃない感が拭えなかったせい...
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「この広い世界のどこかに 死ぬまでずっと 君を想っている人がいる」
コメ0 草の根広告社 58ヶ月前
中山美穂主演の『ラブレター』が公開されたのは1995年3月25日。阪神淡路大震災が起きた2ヶ月後のことだった。震災に遭った神戸も舞台だった(撮影は小樽で行われたのだけれど)。それでも公開時に「神戸」というテロップとともにスクリーンで見た夜景は震災が起きていなかったら、という「もしも」を想起させるものだっ...
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「機械に心があったなら」
コメ0 草の根広告社 61ヶ月前
先日、娘が仰向けに寝転んでふざけていて、ぼくの顔を蹴ってしまったことがあった。思わず「痛っ」と顔を押さえたぼくを見て、娘が嗚咽し始めた。罪悪感だった。すぐに「大丈夫だよ、ワザとじゃないんだから気にしなくていいんだよ」と抱き締めながら、彼女の中に育っている「良心」を強く感じた。そして、心はどこに...
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「今日も嫌がらせ弁当」
コメ0 草の根広告社 65ヶ月前
シェイクスピアの四大悲劇のひとつが〈親子の愛憎〉を主軸に据えた物語であることからも明らかなように親子というのは数ある人間関係の中でも難しいもののひとつかもしれない。
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「大和(カリフォルニア)/TOURISM」
コメ0 草の根広告社 66ヶ月前
戦艦大和の名は古代日本において国全体を指した「大和国」に由来するという。東京都目黒区のアパートで生活していた両親が長男である僕の出生後すぐに引っ越したのが同じ名前を持つ神奈川県大和市の公団住宅だった。
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「僕たちは希望という名の列車に乗った」
コメ0 草の根広告社 67ヶ月前
抑圧こそ青春映画における最大の醍醐味だ。抑圧が生み出す不自由さからどう脱却するのか。それが主人公が物語を生きる命題そのものだし、そこで生じる心理的な葛藤を乗り越えることで主人公は成長する。