週刊文春デジタル
北朝鮮は、一月十四日に中距離弾道ミサイルを発射し、十九日には核無人水中攻撃艇の試験を行ったことを明らかにした。米専門家から「戦争の決意をした」と危ぶむ声が出ている。
その一方で、五日に、岸田文雄首相に能登半島地震の見舞いの電報を送った。その裏には、今秋、トランプ氏が再び米大統領選に勝利することを見据え、先に日本を籠絡しておこうという意図が見え隠れする。
外交に注目が集まるが、金正恩総書記が着手しているのが本国の改造・強化だ。正恩氏は一月十五日の最高人民会議(国会)での演説で「経済部門が自らの利己主義を追求した時代は終わった」と発言した。
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