「九割以上の確率で、打ち上げは成功すると思っていました」
 こう語るのは、宇宙ベンチャー「スペースワン」の関係者だ。三月十三日、和歌山県串本町の射場で、同社の小型ロケット「カイロス」が打ち上げから約五秒後、上空で爆発した。 
週刊文春デジタル