カナダの調査委員会は五月三日、二〇一九年と二一年のカナダ総選挙に中国が介入したとする報告書を公表した。選挙関係者への資金提供や中国系カナダ人有権者への圧力、中国製SNS「WeChat」を使った偽情報の拡散などがあったのだという。
 それに先立つ四月二十六日。ブリンケン米国務長官は、CNNのインタビューで、中国が今年の米大統領選挙に干渉しようと試みている証拠を確認したと明らかにするなど、西側諸国は警戒を強めている。 
週刊文春デジタル