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1992年とか1993年頃の話である。大学に入ったのに学校も行かず、毎日雀荘に入り浸っていた私は、麻雀だけでなく競馬にも興味を持つようになった。理由は、本厚木の雀荘で一緒に働いていたおじさんたちが、週末になると競馬新聞を広げてああでもない、こうでもないと競馬予想で盛り上がっていたからだ。
当時の日本は競馬ブームに沸いていた。私もすぐにハマり、ライスシャワー、レガシーワールド、メジロパーマー、ナイスネイチャ、そんな当時の人気馬たちに夢中になった。トウカイテイオーの有馬記念での復活劇を見たときは、馬券は外れたにもかかわらず、感動で涙した。
馬券を買うときは、雀荘でみんなで予想し、誰かにお金を預けてWINSに行ってもらった。当時の店長に教えてもらった馬券の格言は、「迷ったら武豊を買え」だ。
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最終更新日:2024-11-21 05:00
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