今年二月、京大などの研究グループが発表した機能性表示食品を巡る論文。そこから見えてきたのは、科学的根拠に疑問符がつく様々なサプリの存在だった。更にその裏には、査読の甘さが取り沙汰される疑惑の専門誌まで――。

●論文著者が指摘「試験結果の“良いとこ取り”が」
●小林製薬「認知機能サプリ」にもリスクあり
●キユーピー、DHC、東洋新薬…販売企業を連続直撃
●疑惑の専門誌は査読わずか1カ月、採択率73%の異例
●「費用と時間が」トクホより機能性表示食品が相次ぐ訳
 
週刊文春デジタル