『タイガー&ドラゴン』を観返しています。
 19年前かぁ。
 過去の自作を観ると非常に疲れます。若気の至りに苦笑したり、今の自分には絶対書けない才気走ったセリフと情報量に圧倒されたり、とにかく感情が忙しい。だから滅多に観ない。中でも34歳、父親になる直前に書いた本作は相当の覚悟を持って挑んだ記憶があり、Netflixのサムネイルの長瀬智也くんに睨まれただけで萎縮してしまう。ごめん、まだ無理。
 そりゃそうです。 
週刊文春デジタル