週刊文春デジタル
12月1日、任期が残すところ2カ月を切ったジョー・バイデン大統領が、息子ハンター・バイデンを恩赦すると発表した。
バイデンの次男で実業家のハンター(54歳)は兄を失ってからアルコールとクラック・コカインに依存し、2018年に自殺しようとして拳銃を購入した。銃砲店での書類記入時に麻薬依存無しと嘘の申告をしたことで、今年6月に有罪評決を受けた。ちなみにその拳銃はハンターと不倫関係になった兄の未亡人が見つけて捨てた。また、依存症だった間納税せず(その額140万ドル)、そちらも有罪になった。
刑の宣告は今月中旬だったが、それほど悪質ではないので執行猶予になる可能性が高かった。しかし、この恩赦は民主党を怒らせた。