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タダツグです。今週は東京ゲームショウですねぇ。いろいろな新情報が公開されることになるかと思うと、今からwktkが止まりませんよ。そんな今回のTGSの目玉の1つが「VRゲーム」になると思うのですが、我々シシララTVはいち早くこの新コンテンツに注目! 8月に5回連続でVR配信を行い、その魅力を視聴者のみなさんと共有してきました。
ということで今回のブロマガでは、そんなVR配信第4弾となる「VRシューティングゲーム特集」のリプレイをお届けしましょう。
その前に、来週の番組告知を。9月19日の21時からは、祝日だって気にせずやっちゃうよ「つくった人がゲーム実況」! 今回取り扱うのは、まさかのファミコンゲーム『アイドル八犬伝』。いったいどんな放送になるというのか……乞うご期待!!
ということで「VRシューティング」のお話に戻りましょう。この回、ゲームDJとVRナビゲーター・ニノこと二宮さんがチョイスしたのは、撃って撃って撃ちまくるVRシューティングゲーム『RAW DATA』と、ステルスアドベンチャーとシューターアクションが融合した『BUDGET CUTS.』の2本。
どちらのタイトルも射撃の腕を問われるこの2本……せっかく遊ぶなら“その道の猛者(?)”をお呼びしようということで、この日のゲストはサバゲー女子声優という異色の肩書きを持つ、戦え!!ぴっちょりーな☆さん。
ええ、シシララファミリーのみなさんにはおなじみのあの人です(笑)。さらに笹原“世界一”和也さんも加え、こうしてバンバンバキュンな夜が幕を開けたわけです。
それにしても、さすがはぴっちょさん。ミリタリー服姿がお似合いです。なんとこの日は、普段サバゲーで使用しているエアガンも持ち込んでくれたとのことで。これまでは写真でしか見たことがなかったこの勇姿……これは何かが起こりそう!
ということで、ぴっちょさんには早速『RAW DATA』からプレイしてもらうことに。
ちなみに『RAW DATA』は7月に配信が始まったばかりのいわゆるフロントパーソンシューティング(FPS)ゲーム。プレイヤーは凄腕のハッカーとなり、表向きは慈善活動を行っている企業「Eden Corporation」のロボット製品に隠された、邪悪な真実を明らかにするために戦う……というストーリーラインになっています。
簡単にまとめると、敵企業の本拠地となる「エデン・タワー」に潜入し、ロボット製品に関するデータをハッキングしたうえで、生きて脱出することが目的。つまるところ、ごちゃごちゃ細かいことは考えず、銃などの武器を駆使して敵ロボットを蹴散らし、タワーの最上階にたどりつけばいいという、単純明快な内容となっております。
この『RAW DATA』、配信と同時にSteamで売上1位を記録(VR作品では初めての偉業とか!)したことでも話題を集めていましたので、放送で取り扱う前からご存じだった方も多いかもしれませんね。
操作方法はきわめてシンプルで、利き腕に持った武器(今回でいえば銃だったけど、ビームブレードを持つことも可能)で敵をガンガン撃破していくのみ。利き腕とは逆の方のコントローラでは、弾丸のリロードを行うほか、進行先を指定してのワープ移動も繰り出すことができます。
ただ、そこはVR初心者であるぴっちょさん。最初はなかなかリロードがうまくいかず、敵に近づかれては殴られまくるという、本人からすれば納得がいかない姿をさらすことに……。
なんでしょう、VRシューティングにリロードの問題はつきものというか。既存のゲームではボタンを押すだけで弾丸を補給できたのに、VRになったことで途端に「リアルさ」が求められることになったためか、操作が若干わかりづらくなっている点は気になりました(これは以前遊んだ『The Brookhaven Experiment』にも同じことがいえましたね)。
ぴっちょさんにいたっては、リロードを焦るがゆえにメニュー画面を開いてしまって、それを閉じることができなくてさらに焦りが加速する……なんてことに。これはVRあるあるの1つといえそうですね。
というわけで、序盤はなかなか戦いに没頭できなかったぴっちょさんですが、ひとたび操作をマスターしてしまえばこちらのもの。うまく障害物を利用して隠れたりしながら、確実に敵を撃破していきます。
同じサバゲー仲間である笹原さんからは
「ちょっとへっぴり腰! でも狙いは正確!!」
という、ダメ出しとお褒めの言葉が共存したセリフが(笑)。たしかに、ロボットの軍勢にちょいたじろいでいる風にも見えましたが、孤軍奮闘して汗を流すぴっちょさんは輝いて見えましたよ。へっぴり腰気味だったことは否定できませんけどね……。
ちなみに、敵はロボットということで装甲が硬く、弾丸を複数発ぶち込まないと撃破は困難。ヘッドショットやチャージショットをうまく使いこなせば一撃の撃破も可能ですが、もちろんそれなりのテクニックが要求されますので、狙ってできるようになるにはそれなりの練習が必要でしょう。
ぴっちょさんも最初はヘッドショットを狙っていましたが、続々と攻め寄せてくる敵を前に、悠長に狙いを定めているよりは……と、連射で撃破するスタイルに切り替えていました。
ここらへん、「1発当たればその場で撃破扱い」になるサバゲーとはルールが異なるわけで、普段そのルールで戦っているぴっちょさんにとっては、完全に別次元の戦いであったとのこと。
加えて、空中から襲ってくるドローンやミサイルをぶっ放してくる中ボスなど、サバゲーで培ったノウハウが通用しづらい敵も続々と登場することで万事休す。結果、最初のステージもクリアできずにプレイ終了となってしまいました。これは仕方がないこととはいえ、相当悔しそうでしたね……。
分析してみると、左腕のコントローラを使用してのワープ移動ができなかったことが最大の敗因。VRならではの移動方法なわけですが、慣れるまではマジで頭が混乱しますもんね、これ……。ここらへん、サバゲーを遊んでいるぴっちょさんには特に慣れない部分だったかも。「いかに不自然に感じさせない形で空間内を移動をするか」というのは、今後のVRゲームの大きな課題になってきそうだと感じました。
とはいえスペースの都合上、「行きたい方向へ歩く」というのはなかなか難しいと思うので、当面はこのワープ移動が主軸になりそう? いつかなんらかの画期的な手段が講じられることに期待したいですね。
ちなみにこの『RAW DATA』。僕もプレイさせてもらいましたが、ぶっちゃけたところ、これまでに遊んできたすべてのVRゲームの中で最も夢中になりました。
気分はアレ! さながら映画「リベリオン」の「ガン=カタ」!! 遠~中距離から敵を射抜くもよし、敵が銃撃してきた瞬間にワープ移動で距離を詰め、至近距離からヘッドショットを決めるもよしと、縦横無尽に移動しながら戦うのが楽しい!
慣れれば俺TUEEEEEEE! を手軽に体感できちゃう、とてもよいゲームだと思います。
まぁ、プレイに夢中になり過ぎて、DJからは「タダツグ、ちょっとは実況せい!」とのお説教もくらいましたけどね……反省。
そんなこんなで、ぴっちょさんには2本目の『BUDGET CUTS.』もプレイしてもらうことに。
そうね、ひと言でいえばこの作品、『メタルギアソリッド』シリーズのようないわゆる「ステルスアクション」の雰囲気を盛り込んだゲーム性になっています。
本作における銃にはさまざまな機能がついているのがポイント。まずはスパイカメラを射出して設置し、周辺の状況を把握し……。
もし敵がいたらうまくダーツなどを当てて撃破したりしながら歩を進めていく、と。若干の謎解き要素もあって、頭をひねりながら遊ぶという点では、「撃って撃って撃ちまくる」ゲーム性だった『RAW DATA』はひと味違ったテイストが楽しめました。
こちらはまだ開発段階の試作品ということで、荒削りな部分も多く、今回はかなり序盤しかプレイできませんでした。とはいえ、かつての『バイオハザード』や『クロックタワー』にも通じる不気味さを醸し出していたりして、雰囲気はバツグン。なかなかに奥深いゲームに仕上がりそうな匂いがぷんぷんします。
ということで、2本のVRシューティングをプレイしたこの夜。残念ながら、ぴっちょさんによる「さすがはサバゲー女子!」とでもいうべき神業プレイは見られなかった気もして残念ですが、これもまたゲーム実況ならではの楽しみ。ぴっちょさんのカッコいいところは、また別の機会に見せてもらうとしましょう。
そして『RAW DATA』ですが、ビームブレ―ドを使用して戦うとこれまた全然違ったゲーム性を楽しめるので、これもまたどこかでその魅力をお話ししたいなと思います。
それでは、本日はこのへんで! タダツグでした!!
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