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どうも、タダツグです。
最初に申し上げておきますと、こう見えて僕、普段はいちおう「ゲームライター」として生計を立てています。いちおうね。
最初に申し上げておきますと、こう見えて僕、普段はいちおう「ゲームライター」として生計を立てています。いちおうね。
ということで、今回のブロマガでは『クターのアスレチックワールド』の放送を振り返っていきたいと思います!
ちなみに、このブロマガをお読みになっている方の中に、まだこの『クター』の放送回をご覧になっていない方はいらっしゃいますか? タイムシフトは10月5日まで。タイミングによってはまだ間に合いますから、ブロマガを読んで興味を抱いた暁にはぜひ下から見てください。
ということで今回は、この夏好評を博した「攻めてる!エニックス」企画がまさかの復活。“クリエイターの発掘とプロデューサーのチャレンジの場所”として展開されたPCサイト「熱湯猿多(ネットエンタ)」でリリースされた、『クターのアスレチックワールド』をプレイしました。
ゲストは本作のプロデューサーであり、現在はDeNAの執行役員を務められている渡部辰城さん。さらに、女性クリエイター集団「つくる女」から、イラストレーターのさわえみかさん(Twitchで『League of Legends』の実況をするほどゴリゴリな女性ゲーマー)です。
さて、今回の『クター』はいわゆる「8種のミニゲームを集めた作品」であったため、いつもと趣向を変えて、下記のような形で対戦することになりました。
端的に言うと、8種のミニゲームを各人5回ずつプレイしてスコアを競い、1位から4位までそれぞれポイントを獲得。8種すべてをプレイし終えた際のポイントで順位を決める、と。そういうことです。
ちなみに、優勝者への商品は秋の味覚・マツタケ弁当! これはテンション上がりますよっ!!
プレイする種目は視聴者アンケートで決めるということで、最初にプレイすることになったのは「クターのカレー」。カ、カレー?
はい。ルールは「1列に並んで歩いてくるクターたちに、タイミングよくカレーをよそっていく」というミニゲームでした。
これね、ルールは超カンタンなんですけど。ぶっちゃけタイミングが難しいんですよね。少なくとも僕にとっては。
ほかのみなさんが、腹を空かせて押し寄せるクターたちにガンガンカレーを配膳していくなか、僕だけが配膳数1ケタの壁を超えられず……。あ、あれ? ゲームライターのはずなのに? か、辛口すぎないかな、このカレー。
結果、45杯で1位はさわえさんに。2位に渡部さん、3位にゲームDJと続き、自分は4位に。その数、39杯差……ま、まあね。まだここは本気を出すところではないから。
つづく2回戦に選ばれたのは、「クターの大根」。ルールは「マウスを高速連打クリックして、畑から大根を抜く」というもの。ただし、何も考えずに連打すると大根の葉が千切れてしまい、失格になってしまいます。
いかに葉が千切れないレベルに押しとどめつつ、連打を続けるかが鍵になるわけですね。この2回戦、お気づきかとは思いますが、まさに0.1秒単位を競う争いに。みんな押し時と引き時を見極めながら、一心不乱にマウスをクリックしまくります。カチカチカチカチ……。
しかし、そんな連打合戦にただ1人乗り切れない男がいたわけです。それがこの俺、タダツグ。思えば少年時代から、直球一辺倒な人生でした。常に押し時! 引くことを知らない……これって主人公気質!?
……あれ、こう書くとカッコいいかも。でも、いつだって押せ押せが通用するわけないんですよ。というか、僕の場合はただ単純に、引き際をわきまえていないだけなんだよなぁ。
結果、みなさんが7秒と6秒の壁でせめぎ合い、誰がスピードの向こう側をのぞくのかって争いをしている中、僕だけが常に葉を千切りまくる展開に。
もうね、ゲームDJはもちろん、視聴者のみなさんにも「……こやつ大丈夫か?」と心配されるレベル。まさかお前、5回のチャレンジの中で1本も抜くことなく終わるつもりじゃないよな……って。
でも、ひよって10秒とかで大根を抜いてもしょうがないじゃない? 最後までギリギリを模索して攻め込んだ僕は、なーーんのいいところも見せられず、まさかの記録なしという結果に。な、なんもいえねぇ……。
大根をヌイている最中は、やれ夜が早いだの遅いだのってシモいトークが繰り広げられていたわけですが……DJからは「タダツグはDTってことで」と辛らつな一言が……。そのあと渡部さんから「ゴムを着けるとこまでは行ったんだけどねぇ」的な謎のフォローが入りましたけど、すいません、ぶっちゃけそれフォローになってませんから!!
ちなみに誰が大根をヌくのが1番速かったのか? そこは、貫録の作った人・渡部さん。続いてさわえさんという結果に。DJとタダツグ、まさかの大苦戦でござる(いや、僕がまさかって言うのはおこがましいけど……)。
この時点での総合順位も、渡部さんとさわえさんが同率首位。3位がゲームDJ、4位がお察しということで、ここで渡部さんからまさかの発言が。
渡部「みかちゃん、シシララTV勢に勝ったら、来週から俺らがこの番組を乗っ取るか!?」
さわえ「いいですね!」
よ、よくねええええええええよっ!!
渡部「でもでもだって、ゲームDJとタダツグ、あまりにも情けないんだもん」
ぐぬぬ……。
ということで、事前に決めていたわけでもなんでもないけど、「シシララTVチーム(ゲームDJGタダツグ)」VS「つくった人チーム(渡部さん&さわえさん)」でしのぎを削り合う展開に。
こうなってくると、途端に覚醒するのが我らがゲームDJ(タダツグもちょこっとだけ覚醒)! たしかに、ここまでは圧倒的なゲーム力(ぢから)の差を見せつけられているが、このままでは終わらない、終わらせないっ! とばかりに、怒涛の反撃に転じることに。
第3戦は「クターのフロ」。これがまた、「温泉に助走しながら飛び込み、水面到達時にタイミングよくボタンを押して水面ジャンプしつつ、より遠方まで到達した人が勝利」というルール。
うーん、これ、お風呂関係なくないかな……。
うーん、これ、お風呂関係なくないかな……。
みなさん、子どものころにやりませんでしたか? 川に向かって水平に石を投げ、何回水面ジャンプさせられるかを競った、いわゆる「水切り」。ぶっちゃけ、感覚的にはあんな感じです。
最初はみんなタイミングがつかめず、失敗が続出していたわけですが。いち早くタイミングをつかんだゲームDJが大躍進。見事、28メートルを超えるK点超えで1位を獲得!!
ちなみに、僕も約25メートルほどの記録をたたきだして2位に。いや、僕、いちおうゲームライターなんでね……。3位が渡部さん、4位がさわえさんという結果に。
I can fly! We can fly!! シシララTVチームがワンツーフィニッシュで、これはおもしろくなってきたぞーっ!!
つづく第4戦は「クターのバンジー」。これは、「高所からクターがバンジージャンプをすると地面までの高度が減り始めるので、ちょうど0メートルになった瞬間にマウスをクリックする」というルール。いわゆるチキンゲームというか「タイミング見極めゲー」ですね。
ちなみに、飛ぶ高度は任意で設定可能で、高所から飛べば飛ぶほどタイミングがとりづらくなる仕様。我々、最初は10メートル、20メートルくらいで遊んでいたのですが、途中からは「最高難易度である2万メートルからに固定」という縛りが追加される展開に。
ホント、我々は極端だなぁ(笑)。
宇宙から成層圏を抜けて地表を目指すクターの姿は、マジでクール。ほんとに爆笑。しかし! 結局のところ、誰1人として2万メートルからのバンジーで0メートルに到達することはできず……。
なお、1番肉薄したのは17メートルでゲームDJ。いわく「5メートルをイメージするんよ」とのこと。イミフ……でも、やっぱりやるときはやる男や!!
とはいえ0メートルがいない以上、これは結果をどうしようと頭を悩ませ、最終的には「芸術点を競おう。視聴者アンケートで」というまさかの展開に! 結果……。
ゲームDJが見事に芸術点でトップを獲得!! ここはゲームDJのみが5ポイント追加ということになりました。まぁ、17メートルまで近付いていたわけですし、これは納得です。
ということで、ここまでの中間順位はこちら。
1位:ゲームDJ (23ポイント)
2位:渡部さん (20ポイント)
3位:さわえさん(19ポイント)
4位:タダツグ (12ポイント)
たった1人蚊帳の外だけども、そこは置いておいて、上位陣はいい具合に混戦模様!! 勝負は怒涛の後半戦へと突入します。
第5戦は「クターのブランコ」。これは「ぶらぶら揺れているブランコからブランコに、軽快に飛び移っていく」という、アクションゲームによくあるヤツですね。
若干、カレーにも似ている感じでタダツグ的には苦手種目だったのですが、これが意外と健闘できまして。安定して高得点をたたきだしていた1位のさわえさん57本にはおよばないものの……
最後の最後で54本を達成しまして、ちょこっとずつ追い上げていく形に。
いや~、『クター』はみんなで遊ぶとおもしろいです。
何がおもしろいって、このへんからみんなガチモードになってきて、いわゆる「ささやき作戦」とか、精神的な揺さぶりをかけてくるようになること。
「1+1は?」
「昨日の夕飯何食べた?」
「そういえば、アレ覚えてる?」
こんな具合に、お互いにプレイしている人に話しかけて牽制し合う感じ。みんな必死すぎるだろっ!! ゲーマー同士でパーティゲームを遊ぶと、しばしばこうなるからおもしろい(笑)。
これはある意味、メンタルを試されるスポーツみたいなもの。『クター』はe-sportsの走りだったんですねぇ……。いや、我々の場合は、ただ単に足の引っ張り合いをしてただけだった気もするけど……^^;
次なる第6戦は「クターのケンケンパ」。「川の上流から1本 or 2本の足場が流れてくるので、1本の場合は左クリックでケン、2本の場合は右クリックでパを出しながら進んでいく」というルールです。うん、シンプルでわかりやすい!
このへんからエスカレートしてきた、ゲームDJと渡部さんの足の引っ張り合いはマジ見もの。お互いに楽しいもんだからどんどん加速していく加速していく! 最終的には、さまざまな「過去のエニックスのぶっちゃけ内輪話」まで飛び出す形に(苦笑)。
「なぁ、ミネバヤシって今何してるか知ってる?」
「ねぇDJ、セッ……ゲームしよ?」
とかとか。僕やさわえさんには「???」な内容に、お互い爆笑しているゲームDJと渡部さん。16年来のお付き合い、このお互いを知り尽くしている感はダテじゃないですね。正直、ちょっとうらやましいッス。
そんななか、ケンケンパで1位をとったのは渡部さん。まさかの64ケンケンパでトップに。番組の序盤から中盤にかけては飲みすぎて酩酊していたという渡部さんですが、ここにきて酔いもさめ、本領を発揮してきたってところでしょうか。
結局、2位がゲームDJ、3位はさわえさん、4位はタダツグという結果で終わったケンケンパ。いよいよクライマックスが近づいてまいりました。
第7戦は「クターの丸太渡り」。こちらは「川の上流から流れてくる丸太に、マウスクリックで飛び移って進む」という、ある意味、ケンケンパに似たルールです。
途中にルート分岐があり、左の丸太に進む場合は左クリックを、右の丸太に進むには右クリックを押すわけですが、ここで間違ってしまうと……
と、こんな感じで先がなくなり、自動的にゲームオーバーに。おいおいおいーーーーっ! このトラップに、3回連続でかかった男がいました……。
ええ、僕です……。ほんと、一寸先は闇ですわ!!
深夜12時をとっくに超えて、みんなのテンションも上がる一方。「ま~るたがない、ま~るたがない、ステキな世界~♪ ま~るたがない、ま~るたがない、現実なのさ~♪」と、ご機嫌な替え歌も生まれました。みなさん、元ネタが何かわかりますよね?w
そんなこの丸太勝負。トップをとったのは124本を飛んだゲームDJ。さすがやで、マイボス、まさにマイヒーローや!!
ということで、最終戦を前にここまでの総合順位を。
1位:ゲームDJ (42ポイント)
2位:渡部さん (40ポイント)
3位:さわえさん(37ポイント)
4位:タダツグ (24ポイント)
おおう、ゲームDJがしっかりトップをキープしておりますなぁ。とはいえ、渡部さんもさわえさんも最終戦で1位になれば、逆転優勝の目はあるということで、俄然白熱の展開。
まぁ、あいかわらず蚊帳の外な人もいますけど。ホント俺、ゲームライターとしては致命的だったな、この回は……。
マンゴーちゃんから愛のこもったおしおきをされたうえに、よくある敗者復活戦的なものにも失敗。ホンマ勘弁やで……。
ここで気を取り直して、いよいよ最終戦の「クターの急流下り」へ。ルールは「カヌーに乗ったクターをマウスの左右で操作して、岩や渦巻を避けながら下流を目指す」というもの。反射神経勝負ですね。
毎回、よくも悪くもいろいろな奇跡、ドラマが起こることで有名なシシララTVの「つくった人がゲーム実況」。今回も、最後の最後でドラマチックな展開が待ち受けておりました。
なんと、ここまでひたすらゲームDJの足手まといになっていたあの男が……すなわち、僕ことタダツグが、ついに、男を見せたのですっ!!
てきーんっ! 見える、僕にも敵(岩とか渦巻)が見えるぞっ!!
思わず、フォントサイズを大きくしてもた(笑)。
ホント、奇跡ってものは起こすものなんですね。この日一番のコンセントレーションを見せた僕が、まさかの60メートル超え! 最終戦にして初の1位を獲得したのでありました!!
なお、2位はさわえさん、3位がゲームDJ、4位が渡部さんという結果に。いや~、ゲームライターですから、自分は! これくらいはしないとねw
なんて、ほんとこれだけでも自分の中では奇跡なんですけど。ドラマはここから。じつは、僕が1位になったことで、上位陣のポイント獲得に影響があり、最終順位がこーんなことに。
1位:ゲームDJ (46ポイント)
2位:渡部さん (43ポイント)
2位:さわえさん(43ポイント)
4位:タダツグ (34ポイント)
め、めっちゃ僅差でゲームDJが首位を守ったああああああ!
もし僕とさわえさんの順位が逆だったら……ゲームDJとさわえさんの順位が逆転し、我々シシララTVチームは敗北していたわけで。つまり、最後の最後で僕は、ゲームDJの役に立てたってわけで……。
やったよ、鮎川ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!(C)まつもと泉
(どうでもいいけど、春日恭介ってなんかモノローグで、語尾に「……なわけで」ってつけてるイメージありません?)
とにもかくにも、応援していただいたシシララTV友の会のみなさん、本当にありがとうございました! みなさんからの「レッツゴージャック♪」の掛け声に後押しされ、我々シシララTVチーム……というか、ゲームDJがなんとか勝利できました!!
まぁ、ビリだったタダツグはこのあと、さらなるおしおきが待っていたわけですが……その痴態をまだご覧になっていないという方は、もし間に合うようであればタイムシフトで確認してみてくださいませ(いや、個人的におしおきのとこだけは飛ばしてくれていいッスけどね、正直)。
視聴できるのは10月5日までとなっておりますのでね……。
そしてこの『クターのアスレチックワールド』、みんなで集まってプレイするとホントにおもしろい! パーティゲームに最適なんじゃないかなぁ、と。秋の夜長にぜひ遊んでみてほしいと思います。
……ということで、今回も予想できないドラマが巻き起こった「つくった人がゲーム実況」企画、次回も「攻めてる!エニックス」として、PS2の『エンドネシア』をお届けします。
つくった人ゲストは、本作のプロデューサーであり、現在はNubeeTokyoのエグゼクティブプロデューサーを務めておられます成沢理恵さんをお迎え!
みなさん、ぜひ下記よりタイムシフト予約をしておいてくださいね!
10月一発目のこの回も、また何かのドラマが起こってしまうかも? ぜひお見逃しなく!!
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