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【追憶の青】どハマリ注意!? スマホアプリの新機軸にチャレンジしたアクションRPGがゲーマーのハートをワシづかみ!【20161002_タダツグ】
タダツグです。いよいよ10月に入り、だいぶ涼しく、過ごしやすくなってきましたね。天高く馬肥ゆる秋……ウマを通り越してブタにならないよう、間食は控えないとなぁ~なんて考えながら、ポテチをバリバリしつつ、『追憶の青』をプレイしたあの夜を振り返っております。やっぱりのり塩だよね、のり塩。僕はコイケヤ派です。コンソメパンチはカルビー派なんですけどね(ニッコリ)。さて、今回のブロマガで振り返っていきます「つくった人がゲーム実況」のピックアップタイトル『追憶の青』は、つい先日リリースされたばかりのアクションRPG! 生放送当日は配信直前であったこのタイトル、せっかくなので記事内では、実際にわたくしタダツグがどのようにして本作を楽しんでいるかも交えつつ、そのゲーム性や魅力についてお届けしていきましょう。この回のゲストは『追憶の青』のプロデューサー・菅隆一さんとディレクター・竹内勝さんのお2人。リリース直前の超々忙しいタイミングではありましたが、実機プレイを通してしっかりとゲームの魅力をお伝えいただきました。
そんな本作ですが、アプリゲームと思えないほどの完成度を誇るアクション性が最大の持ち味。昨年の東京ゲームショウ2015で発表されて以来、じつに1年の年月をかけてガッツリとチューニングされただけあり、とにかく気持ちよく、そして奥深いアクションが楽しめます。
こうしてスクリーンショットを見ただけでは、もしかするとただの横スクロールアクションに思えてしまうかもしれませんが、このゲームがスゴいのは「横軸の移動だけではなく縦軸の移動も自由自在」ってところ。つまり、うまいこと縦軸を合わせて敵を攻撃したり、逆に軸をズラして攻撃を回避したりできるんです。ぶっちゃけかなり忙しいのですが、それだけ緊張感のあるバトルが楽しめるのは本作ならではのプレイ感。開発スタッフのお2人いわく、「スマホを片手持ちでプレイ」することに注力しているとのことで、プレイ感がとにかくサックサクなんですよね。これはうれしい!イメージイラストを天野喜孝さんが、サウンドをベイシスケイプの岩田匡治さんが、シナリオをRomanceworkの田中 豪さんと松元弘毅さんのコンビが手がけていて、とにかく完成度が高いのも『追憶の青』のだいご味。ゲーム性、開発スタッフ、世界観など、すべてが折り紙つきの出来栄えです。ホント、おっさんゲーマーでこれを見て心がときめかない人はいるの? ってレベル。マジでゲーマーホイホイな要素がざっくざくですよ。
さて、放送当日はリリース前ということで、まずはチュートリアルもかねてストーリーモードをプレイ! 先に書いたようにアクション性が高いので苦戦するかと思いきや、難易度「NORMAL」であればとくに詰まることもなく進められます。
軸合わせもそこまでシビアなものではなく、ある程度ズレているように見える敵でも巻き込んで攻撃してくれるので、爽快感重視な感じです。とはいえ、「HARD」以上だとだいぶ手ごたえが出てくるのですが、「HARD」からは協力プレイで全国のプレイヤーと助け合って戦うことができるため、シングルプレイとはちょっと違った感触が楽しめますよ。
ということで、放送の際は菅さん、竹内さんとの協力プレイが実現! 難易度は現在の最高ランクである「Expert」をチョイスします……。最初は軽快に進む我々ですが、とあるボスに遭遇したところで状況は一変。あ、あれれ!? ちょっと敵が強すぎませんこと!?
まさかの大苦戦……というか、みんなしてヤラれまくりのボコられまくり(爆)。菅さんと竹内さんいわく、ちょっと難易度に対して仲間の育成が間に合っていなかったとのこと。ふぅ、よかった。僕がめっちゃヘタクソすぎて、お2人の足を引っ張ったがゆえの敗北なのかと思っちゃいましたよ……汗。
いや、そういう側面も否定できませんが。だって仕方ないでしょ、この日初めて遊んだんだからッ!!(涙)結局、ダイアを使用してのコンティニューを駆使してなんとか力技でクリアすることに成功。劣勢の局面でも、オトナの力を駆使すればある程度のジャイアントキリングが可能なのは、なんだかイマドキのゲームっぽくていいですね(笑)。
さて、そんな本作ですが、すでにリリースが始まっているということで、僕もちょこちょことプレイしております。1回のクエストプレイが5分かからないので手軽にプレイできるのは、コンクリートジャングルで生き抜く社会人ゲーマーにもうれしい配慮ですね。
ストーリーはオープニングからしてシリアスな展開。演出として、物語のクライマックスシーン(と思われるところ)からスタートするので、いきなりググッと引き込まれます。
ど、どうなってしまうんだこの物語……。『消滅都市』もそうでしたが、冒頭から重要シーンを見せてプレイヤーを引き込む演出は、開発を手掛けるライトフライヤースタジオの十八番と言えるかもしれません。ここでゲームの攻略ってほどのものではないですが、序盤を遊んだ印象としては、アクションゲームが下手な人にはファイターがオススメだと感じています。つまり、僕がファイターをメインに使っているってことなんですけど(笑)。
このゲームにはナイト、ファイター、プリースト、マジシャンの4つのジョブが存在するのですが、ファイターは攻撃速度が速く、手数も多いのでガンガン敵を撃破していけます。動きが早いぶん、見た目以上に攻撃範囲も広い印象。パーティに1人は入れておきたい優秀なジョブだと思うわけで……。
敵に近づいて殴る、それだけ! なんとまぁ単純な……と思われるかもしれませんが、これが気持ちいいんだからアリでしょ、アリ!!(笑)さて、ゲームはストーリー以外にも、1日1回チャレンジできるやり込み要素「練磨の塔」や、期間限定のオリジナルイベント、はたまたコラボクエストなど、遊び応えもバツグンです。
ちなみに僕は、仕事が忙しくて遊ぶ時間がないときでも、「練磨の塔」だけは欠かさずプレイしています。ここでは他のプレイヤーが育てたパーティとガチンコ勝負ができるので(相手を操作するのはAIですが)、ストーリーとは違った戦いが楽しめますよ。
この練磨の塔で入手できる「塔メダル」を使って回すガチャもあり、武器や防具、アイテムなんかを手に入れることが可能。メダルは1回塔を登るだけで3~5回分くらい溜まるので、気軽にガチャを楽しめるのがうれしいですね。
でもって、この記事を書いている2016年10月2日の段階では、歌手の中島美嘉さんとコラボした限定イベントも実施中です。中島さんをイメージしているであろうオリジナルキャラ、ミカ・ナカシマも登場するこのイベント。『追憶の青』の世界観に沿ったシリアスなストーリーは見どころ満載ですし、何よりイベント限定アイテムの「歌姫の首飾り」をゲットできるチャンスなので、遊ばなきゃ損! こちらのイベントは10月14日まで開催されていますので、要注目ですよ!!
菅さん、竹内さんいわく、今後もさまざまな展開を用意しているという『追憶の青』。もし記事を読んで興味を抱いたという方は、ぜひプレイしてみてほしいです。ちなみに、僕は「タダツグ」というプレイヤー名で、おもにアレンを使用してプレイしております。もし協力プレイでご一緒することになった際は、どうぞよろしくお願いいたします! でもって、もし練磨の塔で僕のパーティと遭遇した際は、遠慮なくボコってあげてくださいませ(笑)。最後は、ガチャを引くときにお会いできる酒場のお姉さまのスクショでシメ!! ぶっちゃけ揺れるよっ!!(爆)
ってことで、本日はこのへんで! -
【VRでアクションRPG】遠藤ゆりか&兎味ペロリナがVRでRPGに初挑戦! 世界はファンタジーで出来ている!!【20160921_タダツグ】
タダツグです。東京ゲームショウ2016、ついに終わってしまいましたね。毎年このTGSを乗り切ると「夏も終わったなぁ……」と感じる僕なのですが、今日になっていきなり寒くなってビックリしました。みなさん、季節の変わり目に体調を崩したりなさいませんようお気を付けください。さて、シシララTVではこの夏、「VR」に力を入れて特別配信を行ってまいりましたが、ここではその最終回となります「RPGゲーム特集」のリプレイ企画をお届けしましょう。今回は5回連続企画のラストということで、ゲスト陣も超豪華! なんと、新進気鋭の女性声優遠藤ゆりかさんと兎味ペロリナさんがスタジオに遊びに来てくれました。ここにシシララファミリーの笹原“世界一”和也さんも加わり、みんなで乾杯! 聞けば遠藤さんは、お酒が大好きということで、じつにシシララTVの実況向けな方だなぁ……というのが第一印象です。それにしても、スタジオがめっちゃ華やかなのもこのVR特番の特徴でした! まだご覧になっていないという方は、ぜひコチラのアーカイブ動画で見てみてくださいね。ということで、このお2人をおもてなしするため、ゲームDJとVRナビゲーター・ニノこと二宮さんがチョイスしたのは、世界的に注目を集めている『VANISHING REALMS』。そのほかにも、『Walts of the wizard』や『TRICKSTER』など、複数のタイトルをプレイしていただくことに。
お2人ともVR空間でRPGをプレイするのははじめてということで、めっちゃ気合が入っていたご様子。
ということで、まず最初に遊んでもらったのは『Walts of the wizard』。プレイヤーは魔術師となり、目の前にある複数の触媒を魔法の大釜で合成することで、さまざまな魔法を生み出すというもの。触媒の組み合わせによって、生まれる魔法が変化するという寸法です。
こちらには、まず遠藤ゆりかさんから挑戦! 目の前に広がる「いかにも魔術師っぽいお部屋」に、気分はさながらハリー●ッターってことで、のっけからテンションが上がっていました。うーん、そのはしゃぎまくるお姿がなんともカワイイ! ナビゲートするニノさんが羨ましくなりますねぇ、ぐぬぬ。さて、生み出せる魔法は合計で8つ。その効果は当然ながらまったく異なるものですが、いずれもファンタジックで見ているだけでも楽しいんです。とくに「こりゃすげえ!」と思ったのは「エアー・ドローイング」。空中に意のままに線を描ける魔法ということで、遠藤さんはご自身のサインをさらさら~って書いてくれました。さながら、錦織選手がテレビカメラにサインを書くのを見ているかのような感覚で、かなり新しい体験ですよコレは。将来的には、こんな感じのヴァーチャルサイン会が実施される可能性だってあるかもよ?
続いて兎味ペロリナさんがプレイ! ペロリナさん、いつもは地獄警備員(JK)として活動されているそうですが、本日は世を忍ぶかりそめの衣装ということで、浴衣姿でチャレンジです。それにしても、ごっついVR用ゴーグルと浴衣ってギャップ感がものすごいな。SFと和装の融合……アリですね、アリ!
ペロリナさんもさまざまな魔法を生み出されていましたが、とくに「ファイアボール」を生み出したときのテンションの上がりっぷりが印象的! こちらは手から炎の弾を出現させ、思ったところへ投げつけることができる魔法なのですが……これを生み出したタイミングで、窓の外に巨大な生き物が登場! ペロリナさん、楽しげに魔法で攻撃してみるものの、ノーコン過ぎてまったく相手に届くことなく逃げられるという体たらくでして(苦笑)。そのときの悔しそうなペロリナさんがとても印象的でした。
さて、続けてお2人に遊んでもらうのは『TRICKSTER』。こちらは「剣と弓を駆使して攻め込んでくるオークを撃破し、クリスタルを守護する」というファンタジーアクションゲーム。さながら「アクションRPGをVRで遊ぶとこうなる!」って感じのゲームでした。使える武器も剣と弓ということで、『ゼルダの伝説』のような世界観でしたね。弓は、実際に腕を使って矢を引いて放つことになるので、アクション感もバリバリ!
これに、先ほどのプレイで存分にテンションが上がっていたお2人がチャレンジ! 遠藤さんはコツをつかむのが早く、最初からガンガン敵を撃破していきます。この人、勇者としての素養が高すぎるな……選ばれし者の気配。ちなみに、ゲームDJは「和製ディード(※ロードス島戦記のヒロイン・ディードリット)やな」と評していましたが、それも納得の立ち回りでしたよ。
対して、ペロリナさんはちょっとゲーム性が苦手だったかも? うまく敵に矢を命中させられるようになるまでに少し時間がかかってしまい、あえなくクリスタルが破壊されることに。でも、「ひゃあ~」と不思議な声を出しながら一生懸命に弓矢を放つ姿には、なんだか雅な日本の夏を感じられました。ここでDJの遊び心が爆発! シューティング要素が盛り込まれたゲームであれば、これを遊ばないわけにはいかんやろ……ということで、シシララTVファンにはおなじみのゾンビシューティングVRゲーム『The Brookhaven Experiment』をプレイすることに。
まずは遠藤さんから挑戦。お酒を召し上がっていたこともあり、この頃にはだいぶテンションがいい感じになっていた遠藤さんだけに、ゾンビにはビビリつつも終始笑顔! 「きゃ~、ヤダヤダこないでっ!」といいながらも、射撃自体はかなり正確にゾンビを撃ちぬいていて、さすがだな……と。本人いわく「怖かったけど楽しかったです」とのことでしたが、この手のゲームはかなりお得意なのかもしれませんね。
続いて遊んでくれたペロリナさんも、ちょっとビビリ気味ながらゾンビを的確に撃破していくことに。やはり、地獄警備員はゾンビごときに屈しないのか! 途中、遠藤さんからハグされたわけですが、ビックリされるかと思いきや「わぁ~いい~~」と喜ぶ(?)という、意外なリアクションを返してくれて、スタジオも盛り上がりました(笑)。
ということで満を持して遊ぶことになったのが、本日のメインディッシュである『VANISHING REALMS』。こちらは剣や弓、魔法などを装備してダンジョンに挑むという、クラシックなロールプレイ要素を盛り込んだゲーム性で、おもに海外ユーザーから高い評価を得ている名作とのこと。
いやー、絵になりますね。なんというか気分は『指輪物語』とか『ウィザードリィ』。王道ファンタジーとはこのことかっ!
こちら、最初は遠藤さんとペロリナさんが交代しながらプレイしてくれていたのですが、途中からは2人協力プレイが実現! といっても一緒に冒険して戦うのではなく、ペロリナさんがプレイして、それを傍で見ている遠藤さんがアドバイスを出しながら盛り上げていく体裁。まさに、VR時代ならではの協力プレイが実現しました。なんというか、剣で戦うペロリナさんがピーターパンで、それを声でサポートする遠藤さんはティンカーベルとでもいいますか。ほんと、これだけで世界はファンタジーなんだって思い知ったよ!今後、VRコンテンツが劇的にヒットを飛ばすとして、そのときはこうした「みんなで一緒に世界に没入できる」必要があるのは間違いない気がします。最終的には謎のダンジョンを踏破し、ダンジョンの外でさらなる冒険が……というところまで進めたところでタイムアップに。見ているだけでおもしろかった!せっかくスタジオに笹原さんもお呼びしていたわけですし、時間さえあれば僕と笹原さんによる「おっさんだらけのVRプレイ」も実現させればよかったなぁ……って、そんな需要はないか(苦笑)。
女の子がキャッキャウフフとトークしながら、迫りくるスケルトンを剣を振ったり弓矢で射抜いたりして撃破していくさまを見ているのは、ゲーマー男子としてもおもしろいなぁ……と感じます。シシララTVの夏のVR特番はこれでひとくぎりではありますが、今後も我々はVR作品を積極的にとりあげていきたいなと感じた夜になりました。
せっかくなので、ぜひアーカイブ動画もご覧くださいませ!
それでは、本日はこのへんで! タダツグでした。 -
【VRシューティング】撃って撃って撃ちまくる快感! サバゲー女子がVRシューティングを遊んだら【20150914_タダツグ】
タダツグです。今週は東京ゲームショウですねぇ。いろいろな新情報が公開されることになるかと思うと、今からwktkが止まりませんよ。そんな今回のTGSの目玉の1つが「VRゲーム」になると思うのですが、我々シシララTVはいち早くこの新コンテンツに注目! 8月に5回連続でVR配信を行い、その魅力を視聴者のみなさんと共有してきました。ということで今回のブロマガでは、そんなVR配信第4弾となる「VRシューティングゲーム特集」のリプレイをお届けしましょう。
その前に、来週の番組告知を。9月19日の21時からは、祝日だって気にせずやっちゃうよ「つくった人がゲーム実況」! 今回取り扱うのは、まさかのファミコンゲーム『アイドル八犬伝』。いったいどんな放送になるというのか……乞うご期待!!ということで「VRシューティング」のお話に戻りましょう。この回、ゲームDJとVRナビゲーター・ニノこと二宮さんがチョイスしたのは、撃って撃って撃ちまくるVRシューティングゲーム『RAW DATA』と、ステルスアドベンチャーとシューターアクションが融合した『BUDGET CUTS.』の2本。どちらのタイトルも射撃の腕を問われるこの2本……せっかく遊ぶなら“その道の猛者(?)”をお呼びしようということで、この日のゲストはサバゲー女子声優という異色の肩書きを持つ、戦え!!ぴっちょりーな☆さん。
ええ、シシララファミリーのみなさんにはおなじみのあの人です(笑)。さらに笹原“世界一”和也さんも加え、こうしてバンバンバキュンな夜が幕を開けたわけです。それにしても、さすがはぴっちょさん。ミリタリー服姿がお似合いです。なんとこの日は、普段サバゲーで使用しているエアガンも持ち込んでくれたとのことで。これまでは写真でしか見たことがなかったこの勇姿……これは何かが起こりそう!ということで、ぴっちょさんには早速『RAW DATA』からプレイしてもらうことに。ちなみに『RAW DATA』は7月に配信が始まったばかりのいわゆるフロントパーソンシューティング(FPS)ゲーム。プレイヤーは凄腕のハッカーとなり、表向きは慈善活動を行っている企業「Eden Corporation」のロボット製品に隠された、邪悪な真実を明らかにするために戦う……というストーリーラインになっています。簡単にまとめると、敵企業の本拠地となる「エデン・タワー」に潜入し、ロボット製品に関するデータをハッキングしたうえで、生きて脱出することが目的。つまるところ、ごちゃごちゃ細かいことは考えず、銃などの武器を駆使して敵ロボットを蹴散らし、タワーの最上階にたどりつけばいいという、単純明快な内容となっております。
この『RAW DATA』、配信と同時にSteamで売上1位を記録(VR作品では初めての偉業とか!)したことでも話題を集めていましたので、放送で取り扱う前からご存じだった方も多いかもしれませんね。操作方法はきわめてシンプルで、利き腕に持った武器(今回でいえば銃だったけど、ビームブレードを持つことも可能)で敵をガンガン撃破していくのみ。利き腕とは逆の方のコントローラでは、弾丸のリロードを行うほか、進行先を指定してのワープ移動も繰り出すことができます。
ただ、そこはVR初心者であるぴっちょさん。最初はなかなかリロードがうまくいかず、敵に近づかれては殴られまくるという、本人からすれば納得がいかない姿をさらすことに……。
なんでしょう、VRシューティングにリロードの問題はつきものというか。既存のゲームではボタンを押すだけで弾丸を補給できたのに、VRになったことで途端に「リアルさ」が求められることになったためか、操作が若干わかりづらくなっている点は気になりました(これは以前遊んだ『The Brookhaven Experiment』にも同じことがいえましたね)。
ぴっちょさんにいたっては、リロードを焦るがゆえにメニュー画面を開いてしまって、それを閉じることができなくてさらに焦りが加速する……なんてことに。これはVRあるあるの1つといえそうですね。
というわけで、序盤はなかなか戦いに没頭できなかったぴっちょさんですが、ひとたび操作をマスターしてしまえばこちらのもの。うまく障害物を利用して隠れたりしながら、確実に敵を撃破していきます。
同じサバゲー仲間である笹原さんからは「ちょっとへっぴり腰! でも狙いは正確!!」という、ダメ出しとお褒めの言葉が共存したセリフが(笑)。たしかに、ロボットの軍勢にちょいたじろいでいる風にも見えましたが、孤軍奮闘して汗を流すぴっちょさんは輝いて見えましたよ。へっぴり腰気味だったことは否定できませんけどね……。
ちなみに、敵はロボットということで装甲が硬く、弾丸を複数発ぶち込まないと撃破は困難。ヘッドショットやチャージショットをうまく使いこなせば一撃の撃破も可能ですが、もちろんそれなりのテクニックが要求されますので、狙ってできるようになるにはそれなりの練習が必要でしょう。
ぴっちょさんも最初はヘッドショットを狙っていましたが、続々と攻め寄せてくる敵を前に、悠長に狙いを定めているよりは……と、連射で撃破するスタイルに切り替えていました。ここらへん、「1発当たればその場で撃破扱い」になるサバゲーとはルールが異なるわけで、普段そのルールで戦っているぴっちょさんにとっては、完全に別次元の戦いであったとのこと。
加えて、空中から襲ってくるドローンやミサイルをぶっ放してくる中ボスなど、サバゲーで培ったノウハウが通用しづらい敵も続々と登場することで万事休す。結果、最初のステージもクリアできずにプレイ終了となってしまいました。これは仕方がないこととはいえ、相当悔しそうでしたね……。
分析してみると、左腕のコントローラを使用してのワープ移動ができなかったことが最大の敗因。VRならではの移動方法なわけですが、慣れるまではマジで頭が混乱しますもんね、これ……。ここらへん、サバゲーを遊んでいるぴっちょさんには特に慣れない部分だったかも。「いかに不自然に感じさせない形で空間内を移動をするか」というのは、今後のVRゲームの大きな課題になってきそうだと感じました。とはいえスペースの都合上、「行きたい方向へ歩く」というのはなかなか難しいと思うので、当面はこのワープ移動が主軸になりそう? いつかなんらかの画期的な手段が講じられることに期待したいですね。ちなみにこの『RAW DATA』。僕もプレイさせてもらいましたが、ぶっちゃけたところ、これまでに遊んできたすべてのVRゲームの中で最も夢中になりました。気分はアレ! さながら映画「リベリオン」の「ガン=カタ」!! 遠~中距離から敵を射抜くもよし、敵が銃撃してきた瞬間にワープ移動で距離を詰め、至近距離からヘッドショットを決めるもよしと、縦横無尽に移動しながら戦うのが楽しい!慣れれば俺TUEEEEEEE! を手軽に体感できちゃう、とてもよいゲームだと思います。
まぁ、プレイに夢中になり過ぎて、DJからは「タダツグ、ちょっとは実況せい!」とのお説教もくらいましたけどね……反省。そんなこんなで、ぴっちょさんには2本目の『BUDGET CUTS.』もプレイしてもらうことに。
そうね、ひと言でいえばこの作品、『メタルギアソリッド』シリーズのようないわゆる「ステルスアクション」の雰囲気を盛り込んだゲーム性になっています。本作における銃にはさまざまな機能がついているのがポイント。まずはスパイカメラを射出して設置し、周辺の状況を把握し……。
もし敵がいたらうまくダーツなどを当てて撃破したりしながら歩を進めていく、と。若干の謎解き要素もあって、頭をひねりながら遊ぶという点では、「撃って撃って撃ちまくる」ゲーム性だった『RAW DATA』はひと味違ったテイストが楽しめました。
こちらはまだ開発段階の試作品ということで、荒削りな部分も多く、今回はかなり序盤しかプレイできませんでした。とはいえ、かつての『バイオハザード』や『クロックタワー』にも通じる不気味さを醸し出していたりして、雰囲気はバツグン。なかなかに奥深いゲームに仕上がりそうな匂いがぷんぷんします。
ということで、2本のVRシューティングをプレイしたこの夜。残念ながら、ぴっちょさんによる「さすがはサバゲー女子!」とでもいうべき神業プレイは見られなかった気もして残念ですが、これもまたゲーム実況ならではの楽しみ。ぴっちょさんのカッコいいところは、また別の機会に見せてもらうとしましょう。そして『RAW DATA』ですが、ビームブレ―ドを使用して戦うとこれまた全然違ったゲーム性を楽しめるので、これもまたどこかでその魅力をお話ししたいなと思います。それでは、本日はこのへんで! タダツグでした!!
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