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尖閣問題の「地政学的」意味とは?|THE STANDARD JOURNAL
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尖閣問題の「地政学的」意味とは?|THE STANDARD JOURNAL

2013-12-19 16:37

    イデオロギー対決議論はもうやめませんか?

    --------------------------------------------------------
    和田です。
    
    今年6月、鳩山由紀夫元首相が
    香港のテレビ局『フェニックステレビ』から取材を受け、
    尖閣諸島問題について
    「中国側から『日本が盗んだ』と思われても仕方がない」
    と発言していたことが判明し問題になっていました。
    
    TVや新聞でも一時は、
    「日本と中国が領有を主張する尖閣列島」
    などど紹介していた時代から比較すると、
    ずいぶん変わりました。
    
    まだ、中国に遠慮しているメディアはありますが、
    菅官房長官もあきれながらも苦言を呈し、
    ネット上の国民からも非難が相次ぐようになりました。
    日本人の領土についての感覚が敏感であり、
    あの島を守っていくという認識が感じられます。
    
    しかし、政治家やネット言論にも足りない感覚があります。
    
    それが「地政学」の感覚です。
    
    http://goo.gl/pfkdxm
    このサイトにある Ship Traffioc 図を見ていただいたら
    わかる通り、台湾海峡から尖閣周辺は真っ赤です。
    
    日本に入ってくる石油のほとんどはインド洋を回って
    マラッカ海峡、シンガポールを回ってこの尖閣周辺を通るのです。
    
    これは<地政学的に>重要なルートであり、
    チョークポイントになりうるのです。
    
    ホリエモンは「尖閣なんて、あんな島はあげちゃってもいい」
    などと討論番組で言ってましたが、尖閣諸島の件が何を意味するのか?
    といえば、それは島単体としての価値でも、
    ましてや、漁場だとか、そんなことどころではありません。
    
    「Sea lines of communication」(SLOC)
    として<シーレーン>の安全性がもっとも重要なのです。
    
    世界の国々から見たら、尖閣問題というのは
    「あんな島のこと」レベルの話題なのかもしれませんが、
    「地政学」的観点から考えてみれば、
    尖閣問題は竹島より重要であり、
    とても「あんな島」どころの話ではないのです。
    今後もし、台湾が中国に飲み込まれ、
    その上、さらに尖閣を失うようなことになれば、
    防空識別圏の問題等で、ただでさえ強気の現在の中国から
    どれだけの嫌がらせを受けることになるか、考えただけでもぞっとします。
    
    嫌がらせといえば、ここで思い出されるのはレアメタルの問題です。
    海上保安庁の船に中国の漁船がぶつかった事件がありましたが、
    中国側はそのあと、レアメタルの輸出の禁止を行いました。
    日本の携帯電話等電子機器でつかうレアメタルは
    100%中国からの輸入だったにもかかわらず、中国側はこれを止めてきたのです。
    
    台湾を取り、尖閣を押さえ、更に強力にシーレーンを支配するような事態になったとき、
    中国がどんなことを仕掛けてくるか。
    それは「嫌がらせ」のレベルで済む話ではないことは言うまでありません。
    
    戦後、禁断の学問となっていた地政学ですが、
    奥山先生がその歴史からはじまり、さまざまな事例から
    講座をやっているので、ご興味がありましたらぜひ聞いてみて下さい。
    
    ▼「奥山真司の地政学講座」
    http://www.realist.jp/geopolitics.html

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    ( 和田 )
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    最近、日本のメディアで「地政学」という言葉をよく目にします。
    
    この言葉の本当の意味は何なのでしょうか? 
    そして、そもそも「地政学」とはどういうものなのでしょうか?
    
    「地政学」は一過性のブームなどには全く関係なく、
    国家が国際社会の中で生き抜くためのツールとして、
    日本以外の国々では
    意識的/無意識的に活用され続けている学問です。
    
    そして、昨今の日本周辺の混沌とした
    国際関係の状況を冷静に分析する上で、
    非常に役立つものなのです。
    
    地政学とは、グローバル化した時代に、
    国家が生き残っていくためのツールであり、
    同時に国家の成功戦略のヒントとして
    役立つものなのです。
    
    しかし、日本では「地政学」は勉強できません。
    「地政学」を専攻できる大学はありません。
    
    そこで、英国にて「地政学」を学んだ奥山真司が
    "禁断の学問"地政学を復活させるつもりで、語り尽くします。
    
    ▼「奥山真司の地政学講座」
    http://www.realist.jp/geopolitics.html
    

    □■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ▼「リアリズム」の理論とは何か? ~ジョン・J・ミアシャイマー『大国政治の悲劇』から読み解く~ http://www.realist.jp/mea2.html 勃興する中国、混迷を続ける欧州、 そして、冷戦終結後の世界で覇権を握ったかと思いきや、 ここに来て、衰退の兆しも見え始めた米国。 その米国が、東アジアから撤退する可能性すら囁かれている現在、 これを読んでいるあなたは、 日本が大変な岐路に立っている、大変な状況に置かれている。 と言われれば、必ず納得するはずです。 では、そんな厳しい現状で、私たち日本人は何をすべきなのでしょうか? それは・・・ 古今東西、国際政治の底流に脈々と流れ続ける、 学問・学派としての「リアリズム」を真摯に学ぶことです。 しかし・・・ 日本国内で一般的に言われているような、 ともすれば、"世俗主義"的な意味合いで語られる いわゆる<現実主義>ではない、本当の意味での「リアリズム」を しっかり学べる素材があまりにも少ない・・・ そんな想いの元に、今回のCDを企画・制作しました。 ▼「リアリズム」の理論とは何か? ~ジョン・J・ミアシャイマー『大国政治の悲劇』から読み解く~ http://www.realist.jp/mea2.html
    
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