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米中戦争のキッカケになる中国の動き|THE STANDARD JOURNAL
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米中戦争のキッカケになる中国の動き|THE STANDARD JOURNAL

2014-05-12 17:21
  • 1




おくやまです

最近、南シナ海上でベトナムと中国の衝突が懸念されているおりますが、
まずは去年の年末に報じられた以下のニュースをお読み下さい。

これは、去年のバイデン副大統領の訪中時に起こったとされる、
米ミサイル巡洋艦カウペンスと中国の揚陸艦のニアミス事件です。

===

http://www.cnn.co.jp/world/35041412.html
米中軍艦が接近、衝突は回避 南シナ海
2013.12.14 Sat posted at 10:23 JST

(CNN) 米海軍のミサイル巡洋艦「カウペンス」が今月5日、
南シナ海の公海上で中国海軍の艦船との衝突を避けるための
回避行動を取っていたことが明らかになった。
情報筋は、中国による極めて異例かつ意図的な行動だとしている。

米軍関係者によると、カウペンスが公海上を航行中、
中国の艦船が突然、空母「遼寧(りょうねい)」を含む中国海軍艦の編隊から離れ、
カウペンスに近づいてきたという。カウペンスは接近しすぎだと無線で警告したが、
中国の艦船は停止しなかった。

中国の艦船がカウペンスの船首から約450メートルの距離まで接近したため、
カウペンスの艦長は「全面停止」の命令を出した。
その後、中国の艦船はカウペンスの前を無事に通過した。
同関係者は「海上で衝突を避けるための回避行動を取るのは異例」と付け加えた。
また別の軍関係者は、2隻の船が接近している間、
両艦の艦長間で無線交信が続いていたとし、
「中国艦船の接近は意図的だった」と指摘した。

今回の事件は平和的に解決されたが、
中国は最近、公海を含む地域の領有権を主張したり、
防空識別圏を設定するなど、強硬な姿勢を見せており、
米国や周辺国との緊張が高まっている。

===

この件については日本でもそれなりに報道されましたが、
この事件の真相(?)を、私は最近ある人物から聞きました。

もちろんこれは、いわゆる「裏」の取れているお話ではありませんが、
往々にして、こういうところに真実の一端を知るヒントがあったりします。

ですので、とりあえず「ああ、そういう話もあるかもね」
という姿勢で気楽に読んで頂ければよろしいかと。

さて、私が聞いたその話の結論を一言でいえば、
「あれは中国艦船の船長のスタンド・プレーだった」というもの。

「いやいや、おくやまさん、
 これって中国政府、もしくは人民解放軍の
 意図的な嫌がらせなんじゃないの?」

と、読者の皆さんはお思いかもしれません。

ところが、私が話を聞いたこの人物は、
以下のポイントのようなことを言っておりました。曰く、

●ニアミスを起こした中国海軍の艦船は ウクライナから買って改修した
 空母「遼寧」に随行していた二隻の艦船のうちの一隻。

●この一隻とは、バスタブにエンジンをつけたような
 小型の揚陸艦(LSM:http://goo.gl/ybD3GM)。
 ところがこの揚陸艦の船長は、ある強烈な不満を抱えていた。

●それは、この時の空母「遼寧」ともう一隻の船が
 中国側のメディアに大々的に取り上げられて紹介されていたのに、
 自分の船はまったく取り上げられなかったこと。

●しかし、ようやく自分がメディアの注目をあびるチャンスがやってきた。
 南シナ海で訓練中の中国海軍空母「遼寧」を、
 アメリカ海軍ミサイル巡洋艦(カウペンス)が
 公海上で監視していたからだ(これは報道通り)。

●中国海軍のLSMが停船要求信号を発しながら衝突危険距離まで急接近した。
 そのためカウペンスは緊急回避行動を取り、
 衝突を回避した(これも報道通り)。

●しかし、このニアミス事件の実態は、
 このLSMの船長の独断でおこなったスタンドプレー。
 要するに自分が目立つためにやった。

●このニアミス事件の最中には、空母「遼寧」側からLSMの船長に対して
 必死の制止の命令が出ていた。ちなみに空母「遼寧」の船長は英語が達者らしい。

●事件の後、この船長はメディアから英雄扱いされ、軍の中でも昇進することになった。

●つまりこのカウペンス事件で明らかになったのは、
 中国には戦術も戦略もなく、ただ武功を急ぐ規律のない兵士同士の
 ライバル関係によって軍全体が引きづられてしまうというカオスっぷり。

ということでした・・・。

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くどいようですが、これはあくまでも"私が聞いた話"です。
本当にそうだとすれば、まさに「カオス」で恐ろしいことなのですが、
ことの真偽の判断は、読者の皆さんにお任せします。

もしこの話に信憑性があるとすれば、
中国周辺の国々にとっては、さらなる脅威です。

なぜなら、ここがとても大事な点なのですが、

「アクシデント的な衝突が北京政府の意図しない形で起こる」

というリスクがあるということになりますし、ましてや、

大規模な戦争が、現場の兵士の勝手な行動によって起こされる!?

・・・という、さらに恐ろしい事態さえ想定されてしまうわけです。
「なんとかに刃物」というのが一番コワいですね。

さて、この辺の詳しい話の続きにつきましては、
ぜひ、ニコニコ動画の生放送「アメリカ通信 LIVE 」を
ご覧頂ければと思います。

( おくやま )







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奥山 様
軍艦の責任者は船長でなく、艦長です。また、軍艦を船と呼ばず艦とよぶのが通常です。
英語では軍民ともそれぞれCaptainとShipで同じですが、日本語で軍艦の船長と言われると少し違和感があります。

No.1 121ヶ月前
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