▼あなたが幕末に生まれていたら?

みなさんこんにちは、和田です。

今年、2024年の7月から一万円札が
福澤諭吉から、渋沢栄一になるそうです。

彼はご存知の通り、
「近代日本経済の父」「日本資本主義の父」
と呼ばれています。

渋沢栄一は、明治から
大正、昭和と約500社の起業に関与し、
銀行、保険、東京証券取引所、鉄道、電力、建設、セメント、
ガラス、製紙、製糸紡績、海運、通信、ホテルなど
ありとあらゆる日本の中心産業を作ってきました。
みなさんの知っている企業ばかりで
直接、間接的にも取引先となり、
日本人全員が恩恵を受けているかと思います。

三菱の岩崎弥太郎が「俺と手を組んでくれ、
そうすれば日本は俺たちが牛耳れる」と
渋沢に頭を下げたというエピソードがあるほどであり、
実際に渋沢栄一が財閥を作っていれば
三井、三菱、住友を軽く凌いだと言われています。

そんな渋沢栄一ですが、子どもの頃から優秀でしたが、
尊王攘夷思想の影響を受け、
外国人商館焼き討ちを企て断念し、
お尋ね者になるほどの暴れん坊でした。
そのままなら一万円札にはなりません。

渋沢栄一の成功には原因があります。
その人生の起点はなんでしょうか?

それは先進している海外を知ったことです。
明治維新政府の岩倉使節団は有名ですが、
まだ、幕末のうちに、徳川慶喜の縁から幕臣となり
パリ万博使節団で欧州視察に行ったことです。
そこで、先進的な技術や産業を見聞し、
近代的な社会制度を知ります。
未来の日本の姿を、あるべき日本の姿、方向性を見たのです。

この、【海外を見てきたこと】と、もう一つ重要な点があります。

一旦政府に入って大蔵省の官僚にもなり、
【日本経済の仕組みの法案】をつくっていたことです。

最終的にはどうやるか、みんな法案を理解できないのは
イメージがないのです。
民間人に任せていても進みません。
渋沢は自分でやってみせようと官を辞して
実業家として進んでいきます。

ほとんどの国民は国内が維新で西洋化し変化する中、
もごもごやってた時に、
先に答えを知っちゃってるって有利ですよね?

さて、今回なぜ私が渋沢栄一の話をもってきたかというと、
今の時代が「幕末維新」と同じ危機とチャンスの時代だからです。

奥山先生が翻訳し日本に紹介した
『フォースターニング』の理論でいうと、
近代のガラガラ・ポンは、「幕末・明治維新」と、
「大東亜戦争敗戦・戦後復興」がありました。
(ちなみにアメリカは、「南北戦争」と「第二次世界大戦」)

これらは約80年周期でした。
幕末、敗戦と続くと、ついに現在が
そのガラガラポンの真っ只中です。

では、そのガラガラポンが何に当たるのでしょうか?
それは、米中衝突です。
すでに、アメリカの世界三大戦略地域のうちの2つ、
欧州、中東でロシアウクライナ戦争、
ガザ・イスラエル紛争が始まっています。
残りの極東で台湾を巡る米中激突が進んでいます。
2018年のペンス演説で中国を敵認定して以来、
「新冷戦」がいつ、「熱い戦い」になるかわかりません。

社会構造の変化ですから、ピンチではありますが、
渋沢栄一のような成功者がでるチャンスでもあります。

戦後復興では、ソニーや松下やホンダなどが
世界を席巻していきました。

平均寿命80年だとしても、
あなたの人生に一度の大チャンスとなり、
二度とこないビッグウェーブです。

フォースターニング理論では、
80年に一度のガラガラポンです。
「幕末維新」や「敗戦と復興」レベルのガラガラポンです。
人間の寿命を考えると、あなたにとっても、
この20年が大ピンチでもあり、
人生に一度の大チャンスです。

ここで大事なのは
ある程度未来が見えるかどうかです。
渋沢栄一のように革命で
成り上がることができるかもしれません。

奥山真司の戦略音声講座の最新作、
「米中20年戦争に備えよ、part.10」ができます。

米中10では、未来が見えるよう、
トランプ、バイデンと続く、
アメリカの政権の骨太の戦略、
方向性を決める官僚たちの論文を解説しています。

前回の米中9では、デンジャーゾーンを解説しましたが、
今回は、米国の戦略書としての「不穏なフロンティア」と
「拒否戦略」を解説します。
そして、80年周期説の「フォースターニング」の続編
「フォースターニング・イズ・ヒア」がでました。
その三冊の解説をもとに進めます。

アメリカの戦略、方向性が書かれているものです。
ちょうど渋沢栄一が、明治日本の方向性を
法律化していった流れと同じです。

アメリカの外交方針を知るという点で、
私の些細な成功をお知らせします。
それは米中シリーズで解説したハイテク法案です。

私は、中国に対する半導体鉄のカーテンとわかりました。
完全な公開情報です。

アメリカは、台湾や韓国の企業に
中国に半導体の製造拠点を置かせない。
日本には半導体製造装置を中国に出さない。
という封じ込めをアメリカが進めているのです。
当然、半導体産業界に、
日本、米国、韓国が国家としても
多額の資金をぶち込んでいくので、
国防銘柄、国策企業となった半導体銘柄は上昇するわけです。
AIは経済覇権だけでなく、国防でも使われます。

米中シリーズをつくる上で半導体の方向性を知り、
半導体銘柄をがっつり買って
株価急上昇の利益を享受しました。

まだまだいろんなチャンスはくると思っています。

私ならこの程度ですが、もっと発想がある人は、
ビッグチャンスをつかめると思います。

フォースターニングの冬の時代の20年のうち、
最後の10年の大波乱はこれからです。

ピンチは成り上がるチャンスです。

みなさんの中から、
新しい財閥を作る人が出てくるかも知れません。

今回の「米中20年戦争に備えよ Part.10」音声講座の内容は、
アメリカの戦略本を解説しつつ米中激突を予測していきます。
そして、もう一つ、あの未来予測本「フォースターニング」の
続編「フォースターニング イズ ヒア」が、
昨年アメリカでは発売されました。
翻訳していると時間がかかるし、重要なので、
とにかく要約しました。
そして、台湾争奪戦になった場合は中国からフェイクニュースが
山のようにとんでくるでしょう。
その場合に備えての陰謀論対策について語っています。

現在収録終わって編集中です。
次々と大事なレポートが増えて、音声編集中ですので、
とりあえず、早期購入用としてご案内いたします。
ダウンロードURLは一週間ほど遅れてのご案内となります

そして、それともうひとつ!

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「奥山真司、戦略ラボLINEグループ」
のサービスがはじまります。
日本をもっと戦略的国家になって欲しい。
そのためには、もっと多くの戦略の理解者が必要だ
ということで、音声講座をはじめました。

しかし、

「音声講座はちょっと難しい」

とか、

「音声講座を聞いたときは納得するけど、
普段のニュースを聞いて戦略と結びつけるのが難しい」

という意見や、

「音声講座よりももっと身近に
戦略を感じ学べるようにして欲しい」

という意見を頂きました。

そこで、以下のコンセプトをもとに、
LINEグループで情報を共有しながら
学んでいこうというサービスを始めます。

▼国家のサバイバルを考えつつも、個人のサバイバルも考える
▼政治や経済の有益情報のシェア
▼政治だけでなく、経済面の情報シェアも多い
▼フォースターニング思考、世代間問題や時代の流れを極める。
▼時代は冬の時代のため変化や淘汰に負けない対応をする。
▼あわよくば、得をする情報をシェア
▼2024年米国大統領選挙を一緒にウォッチ(推移を情報シェア)する
▼ルトワックやコルビーなど米国人脈の更新情報をどう考えるかの提供
▼先端意見をSNSやYouTubeを解説する

戦略ラボLINEグループには、
和田をはじめOTBスタッフも入りフォローします。

などです。

ちょうど「米中10」の新しい音声講座もでてきます。
価格は以下の通りとなります。

(1)(A)米中10の定価32,000円
+絶版本「不穏なフロンティア(税込み3,190円)」
合計35,190円を早期特別価格30,000円

(2)(B)奥山真司戦略ラボLINEグループ(一年間)
 30,000円⇒早期入会価格25,000円

(3)(A)+(B)=定価65,190円⇒早期価格50,000円

価格は以下の通りとなります。

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(和田 憲治:https://twitter.com/media_otb