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記事 5件
  • ダンジョンズ&ドラゴンズ 『ネヴァーウィンターの失われし王冠』リプレイ -第1回-

    2013-11-27 16:43  
    はじめに柳田:「主人公の名前を決めてくるの、忘れました」 と、今回はサブマスターとなる柳田は言った。コメント1:「レグダーは?」コメント2:「主人公男なの?美少女にしようよ!」コメント3:「ニコニコなんだから 二コルでいいじゃん」 画面にコメントが流れる。普通のキャラであれば、この流れる名前から選んでも良かった。しかし、今回のキャラクターはちょっと違う。 解説する。 先シーズンの『ミスタラ英雄戦記 on the Table』では原作再現のため視聴者アンケートにより冒険者たちの方針を決めた。 これが大変にウケた。 視聴者の意見により、冒険者たちは時に助けられ、時にヒドイ目にあった。 確かにここはニコニコ動画、視聴者との生のやりとりは他にない特徴である。なにか、 ――ならば次は、視聴者をセッションに巻き込んでしまおう。 “彼”はキャラクターとしての発言・決断をしない。 “彼”のゲーム上の操作は

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  • 『水曜夜は冒険者!:マスタリングのうらがわ』-10-

    2013-11-26 13:13  
     皆様こんにちは、ニコ生D&D解説担当の塚田です。フォーゴトン・レルム世界の設定を解説するシリーズの第2回となる今回は、D&D世界の多次元宇宙の構造(=宇宙観)を紹介します。D&Dではそれぞれの世界設定ごとに宇宙の構造も異なっているのですが、本記事はすべての世界設定に共通する部分をメインに扱っているため、フォーゴトン・レルムに限らずD&D第4版に興味のある方なら誰にでもお役に立つと思います。 D&Dにおいて異世界は決して遠い存在ではありません。PCたちが他の世界に向かったり、異世界から侵略者がやってくるような物語も、D&Dではごくありふれたものなのです。神々の世界や地獄といった異界の設定はファンタジーらしさを盛り上げるための重要な要素ですから、こういった設定を頭の片隅に入れておくとゲームがさらに面白くなるでしょう。宇宙全体の構造 D&Dの世界設定は、1つの宇宙の中にたくさんの世界(=次元界

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  • 『水曜夜は冒険者!:マスタリングのうらがわ』-9-

    2013-11-19 18:52  
     皆様こんにちは、ニコ生D&D解説担当の塚田です。今まではもっぱらルールやデータの話題を取り上げてきたこのコーナーですが、今回からは新シーズン『ネヴァーウィンターの失われし王冠』の内容にあわせて、セッションの舞台であるフォーゴトン・レルム世界(のネヴァーウィンター地域)の解説をお送りいたします。 なおこのコラムの内容は、フォーゴトン・レルム世界をご存知ない方が本D&D動画をご覧になるに当たって必要となる最低限の知識を把握していただくためのものです。より詳しく正確な情報については『フォーゴトン・レルム・キャンペーン・ガイド』、『ネヴァーウィンター・キャンペーン・セッティング』などをご覧ください。フォーゴトン・レルムとは ファンタジーRPGである『ダンジョンズ&ドラゴンズ』には、ゲームの舞台となる架空世界の設定が何種類も作られてきました。『フォーゴトン・レルム』はその中でも比較的オーソドックス

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  • 『水曜夜は冒険者!:マスタリングのうらがわ』-8-

    2013-11-14 13:42  
     皆様こんにちは、ニコ生D&D解説担当の塚田です。『ミスタラ英雄戦記 on the Table』シーズンの最終回となりました今回は、クライマックスに登場した敵たちのデータをご紹介します。データの出典・改造元 女王シンの頭部、右手、左手のデータは、『ダンジョン・マスターズ・ガイド』シリーズ所収のオリジナル・モンスター作成ルールを元に作成した完全オリジナル・データです。なお、いきなりの全滅に終わった最初のレッド・ドラゴン戦でもほぼ同じデータを使用していました。そこから変更したのは、“ブレスの準備”というパワーの追加と、1ラウンド目にブレスを吹くことができなくなったという点だけです。 “シンを喰らったドラゴン”の方は未訳の『Monster Vault』に載っているホワイト・ドラゴンのデータに少しだけ手を加えたものです(サイズの変更、ダメージ種別の変更など)。実際のセッションでは、シンとの戦闘によ

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  • 『水曜夜は冒険者!』ミスタラ英雄戦記On the Table~:ステージ10+α:浮遊城最上階、そして……:女王シン&魔竜“喰らうもの”

    2013-11-06 17:50  
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    最終回のその前に 水曜夜は冒険者――場所はおなじみ、東京は代々木のホビージャパンの会議室から。いよいよ今回で今シーズンもお終い。別個体とはいえ数回前になすすべもなく全滅寸前に追い込まれた赤竜と戦って勝てるのか……!! いつもの“今回予告”、『ミスタラ英雄戦記』も最終ステージ。「全力を尽くす」と言った女王シンは赤竜の本性を現し、ブレスを吐き、炎を降らせ、そしてキャラクターを頭からがぶがぶと食べてしまう。「うわあ、これは勝てる気がしない」とみんな悲鳴を上げつつ、結局剣で戦うのをあきらめ、マジックユーザーがひたすら魔法を使い、さらにコインの連続投入というダメな手段を使ってなんとかシンを倒す。 「つまり今回は魔法使いがいればなんとか戦えるかも、ってことなのね」とは言うものの、セッションではメギスPLは所用あってお休み、つまりメギスは画面外。最上階に押しかけてくる雑兵どもを、階段の上で一人で食い止め

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