3/11にTwitter、3/16にFacebookと、相次いで規約が改訂されている。どのような改訂が行われたのだろうか。
Twitterで「さらし写真」「リベンジポルノ」禁止へ
Twitterでは「Twitterルール」と「嫌がらせに関するポリシー」が改訂された。改訂により、どちらにも「撮影されている人物の同意なく撮影または配布された、私的な画像や動画を投稿することを禁じます。」と明記された。
具体的には、盗撮による「さらし写真」、交際中に撮影した裸の写真を公開する嫌がらせ行為、通称「リベンジポルノ」が該当する。規約で禁止されたため、違反すればアカウントは停止となる。
Twitterルール
https://support.twitter.com/articles/253501-twitter
嫌がらせに関するポリシー
https://support.twitter.com/articles/20170311-
Facebookで「ネットいじめ」「リベンジポルノ」禁止へ
Facebookでは「Facebook規定」が改訂された。改訂されたのは、「危険な組織」の追加、「ヌード」の範囲、「いじめと嫌がらせ」の具体例部分だ。
まず、「テロ行為」「組織犯罪」などのグループがFacebook上で活動すること、そのような組織を支援、支持、称賛するようなコンテンツは禁止された。また、ヌードはアートや授乳写真などを除いて禁止される。
ネットいじめも禁止だ。
「故意に個人を侮辱したり中傷したりする意図があると判断されたコンテンツ」はすべてネットいじめと判断され、削除対象となる。具体的には、個人を侮辱する意味で加工された画像、被害者を辱める目的で投稿されたいじめ写真・動画などだ。
報復目的で共有された画像や、写っている人物の許可なく共有された画像も禁止対象であり、削除される。つまり、「リベンジポルノ」も禁止されたというわけだ。
Twitter、Facebook以外も多くのSNSでネットいじめやリベンジポルノなどが禁止された。子どもたちに、ネットでは他人に迷惑をかける行為全般が禁止されていることを伝えたいところだ。
Facebook コミュニティ規定
https://www.facebook.com/communitystandards