パプアニューギニアの東にブーゲンビル島があります。
「地理的なソロモン諸島」の一部ですが、国家としてはパプアニューギニアの一部です。(ソロモン諸島にはソロモン諸島という国があります。)
1885年にドイツの植民地となり、第一次世界大戦を経てオーストラリアの国際連盟委任統治領となりました。
第二次世界大戦中に、山本五十六連合艦隊司令長官が搭乗機を撃墜され戦死したのがこの島の上空で、その機体の残骸は島のジャングルに残されています。
この島における日本軍の戦没者は約33,500名にのぼり、これまでに約10,000柱の遺骨が収容されました。
1975年にブーゲンビル島を含むパプアニューギニアが独立しました。その後、1988年にこの島にあるパングナ銅山の利益配分や環境破壊を巡り、反政府運動が巻き起こり、それがブーゲンビルの独立運動に発展しました。
その後、ブーゲンビル革命軍(BRA)とパプアニューギ