この夏に参議院選挙が行われます。

参議院選挙は、各都道府県を選挙区とする選挙区選挙と全国を対象とする比例代表選挙の二つがあります。

一票目が選挙区選挙、二票目が比例代表選挙です。

選挙区選挙は、選挙区が都道府県全体にひろがる(鳥取・島根及び徳島・高知は二県で一つの選挙区になります)他は、衆議院選挙と似ています。

比例代表選挙は、政党名または候補者の個人名のいずれかを記入して投票することになっていて、仕組みがわかりにくいかもしれません。

たとえば自民党が、鈴木一郎、佐藤二郎、高橋三郎、甲野四郎、乙野五郎の五人の候補者を比例代表に公認したとしましょう。

「自民党」と政党名を記入した投票数が70万票、鈴木一郎と書いた票が15万票、佐藤二郎が8万票、高橋三郎が7万票、甲野四郎が4万票、乙野五郎が1万票だったとしましょう。

まず、「自民党」と政党に投票された票に、自民党の公認候補者に投票された票数を