何度か書いてきたように、YOSHIKIというアーティストを、ファンは深く理解している。

 一方、ファン以外には、なかなかYOSHIKIの本当の姿や、その魅力の凄さは理解されない。

 それはYOSHIKIが、高い志のもと、普通であれば理解しがたい道なき道を、切り開きながら歩いているからだ。

 そして虚像ではないリアルなひとりの人間として、そのまま人気者としての人生を歩んでいるからだ。

 そう、人気者でもあるYOSHIKIは、実はある点で、他の人気者とはまったくかけ離れた姿勢を貫いている。

 しかし多くの人はそれに気づいていない。

 いや、気づきようもないかも知れない。

 ところが、YOSHIKIの輝く未来を僕が確信している根拠は、実はまさにここにあるのだ。

 今回は、おそらくほとんどの人が気づいていないYOSHIKIの、ある凄さについて書いてみたい。

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 YOSHIKIは人前に立つ人間として、ある突出した凄さを持っている。
 
 それが人に気づかれないのは、きっとそれがあまりに困難で、実行できる人が非常に限られているからだろう。

 YOSHIKIのようにそれができている人は、同じように圧倒的な存在であり、誰もなし得なかったことを実現しているフロンティアだ。

 イチロー、スティーブジョブス、マイケルジャクソン…

 共通しているのはフロンティアという点だけではない。

 本人、つまり『たったひとり』の夢が『数えきれないほど多くの人』に夢を与えているというところも同じだ。

 そう、この『ひとり』が『無数の人』に・・・というところが、ポイントなのだ。