熊本の震度7、一夜明けたら被害の凄さが分かってくる。
いつも思うのだが、まず帰宅できなくなるのは辛いな。
夏の暑い日や冬の寒い日、雨や雪の日に大地震が
起きて、帰宅できなくなるのは厳しい。
家に帰りさえすれば何とかなるのだが。
しかし熊本城があんな惨状だとは驚いた。
一昨年だったか、天守閣まで上るのが相当大変な城だった
という記憶は、わしの足腰が弱り過ぎてたからだ。
天守閣に上ってるときに大地震が来なくて良かった。
東日本大震災ほどの惨状じゃなさそうなのが救いだが、
日本はやっぱり地震の頻度が高い国であって、
もっと巨大な地震がいつ来てもおかしくない。
南海トラフ大地震が来る確率も高いだろうし、
そのときは巨大な津波の被害がまた出るだろう。
東日本はもうしばらく安全かと思っていたら、
大震災で沈下した地盤が、震災直後より40センチも
隆起しているらしい。
漁師が魚の水揚げに支障が出るくらい、港の
地盤隆起が続いているという。
東北でまた再びという事態もあり得る。
もちろん関東大震災はいつ起こってもおかしくないし、
活断層は日本国中に無数に走っている。
活断層でしわくちゃな国、常に危険と隣り合わせの国、
それが日本だ。
地震の被害の心配だけでも大変なのに、地震のたびに
原発はどうなってる?と心配するのも、うんざりだ。
いくら近代化しても、いくら科学が進歩しても、
この熊本地震ですら予知できなかった。
科学VS自然なら、やっぱり自然が圧勝だな。