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新宿駅前で若者がラップしてる様子がテレビに映っていた。
なんと「選挙行こう」とか「投票」なんて言葉を繰り返して
いるのだ!
ようするにシールズ坊やが「選挙に行こうぜ!」と連呼してた
やつのマネだ。
これが東京都選挙管理委員会の主催だというのだから呆れる。
ラップってこれほどまでに体制派だったのか?
「民主主義って何だ?」「これだ!」も相当な幼稚さだったが、
シロウトゆえのダサさかと思っていた。
ところが新宿駅前では、若者に人気のラッパーが集まって、
選挙管理委員会のために、「選挙行こう」「投票!投票!」と
やってたのだ。
選挙管理委員会は「ぺこ&りゅうちぇる」を使ってCM動画を
作っているし、もう若者は馬鹿という認識の上に、教育しよう
という腹が見え見えだ。
「選挙に行こうぜ!」とか、すさまじい体制派!馬鹿の極致!
ラップは大人に「おりこうさん」と頭なでられたい若者の文化
だったらしい。不良性がゼロなのだ!
税金もらってラップするアホらしさに誰も何とも思わんの
だろうか?
ロックもラップも全部、体制派に取り込まれて、権力者の飼う
羊と成り果てた。
多分、今の若者に、「体制派」とか言っても意味が分からんの
ではないか?
学校の教師たちは、「主権者教育」に頭を悩ませているらしく、
生徒にどうやって「主権者」意識を持たせるか、本気で
考えている。
放っときゃいいのに、わざわざ何をしてるんだ?
こんな時代だから、わしが描いた『民主主義という病い』が、
いかに過激なのかがよく分かった。
この本は、この社会ではタブーなのかもしれない。
『戦争論』と同じか、それ以上にタブーだったようだ。
RSSブログ情報:http://yoshinori-kobayashi.com/10491/
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小林よしのりライジング
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